9月5日付の「自由民主」の「思わず食べたい私の推しメシ」のコーナーに、私が「入野谷在来蕎麦」について書いた原稿が掲載されましたので、ご紹介します。
ネットでは、自民党のホームページからもご覧いただけます。
「私の地元、長野県伊那市は、奈良時代に行者が種をもたらした「信州蕎麦(そば)の発祥の地」として知られています。今回、特にお勧めをしたいのが、名物の高遠蕎麦の食べ方で頂く、「入野谷在来蕎麦」です。
かつて、伊那市では在来種の蕎麦が親しまれていましたが、戦後の食糧難を乗り切るために、収量の多い品種に切り替わっていった歴史があります。
近年、地元の方々から「昔の蕎麦はもっと小粒で味が濃くておいしかった」という声を受けた同志の方々の情熱により、在来種の種を探し当て、たった6粒から復活したのが入野谷在来蕎麦です。幻の蕎麦とも言われており、風味が強く、香ばしいのが特徴です。
それを、辛味大根の搾り汁に焼き味噌を溶かしたものにつける伝統的な高遠蕎麦の食べ方で頂くことにより、蕎麦の力強い味わいと歯ごたえに大根の辛さが見事に調和し、甘みを感じるとてもおいしいお蕎麦となります。
先般、会長を拝命した「自民党蕎麦振興議連」では、国産蕎麦の生産振興や蕎麦に関する研究、栽培技術の改良等に取り組んでおります。入野谷在来蕎麦を含め、地域の特色ある蕎麦文化の発展と振興に一層力を尽くして参ります。」