8月9日は、朝ベネチア空港を出発し、約3時間のフライトで経由地であるフィンランドのヘルシンキ・ヴァンター空港に到着しました。
空港で、在フィンランド日本国大使館次席の宮崎和政参事官にお迎えを頂き、待合室でフィンランドの情勢について説明を頂きました。
フィンランドは、EU中デジタル競争力第1位、世界ジェンダー・ギャップ指数第3位、世界幸福度ランキング第1位の先進国ですが、合計特殊出生率は2020年で1.37と、近年、日本と同水準まで低下してきているとのこと。
食品ロスに関しては、スマホアプリで飲食店やスーパーと消費者を結び、捨てられる予定の食品を割引価格で購入することや、廃棄予定の食材を専門に販売するスーパーを通じてロスの削減が行われているとのお話でした。
その後、夕方の便で日本に向かい出発し、約14時間のフライトを経て、8月10日の昼過ぎに羽田空港に到着しました。
羽田空港では、解団式が行われ、全ての日程が終了しました。
今回の調査では、多くの関係者の皆様にお会いして、各国の食品衛生や食品ロス削減の取り組みを学ぶとともに、各国の情勢を知ることが出来、大変有意義でした。今回の調査の結果を、今後の制度改正に活かすべく、引き続き努力してまいります。
フィンランドのヘルシンキ・ヴァンダー空港で、在フィンランド日本国大使館次席の宮崎和政参事官からお話を伺うことが出来ました。
羽田空港での解団式の記念写真です。右から、消費者庁の安藤高徳総務課長、私、稲田朋美先生、吉田統彦先生、委員部調査課の伊藤義人課長補佐、消費者庁総務課の曽我聖久係員です。