9月6日、フランクフルトを経由して現地時間の午前9時すぎにオランダのアムステルダムに到着しました。
午前中には、短時間でしたが、アムステルダム市内の古い風車や街中の風景を見て歩くことができました。
午後には、ワーヘニンゲン大学を訪問し、アテュア・モル学長から、大学を中心とする食品産業などとの連携によるイノベーションの取り組みなどについてのお話を伺い、意見交換をしました。
さらに、「ユニファーム」と呼ばれる研究施設を訪問し、巨大な温室の中で、様々な環境での植物の生育状況を自動的に計測してデータ化している現場を見学しました。
次に、多数の食品関連企業と研究機関が集積した「フードバレー」という食品関連産業クラスターについて説明を受け、そこで活躍されているクボタ、不二製油、キッコーマンの皆様からお話を伺い、質疑を行いました。
夜には、大使公邸で夕食を頂きながら、堀之内秀久大使をはじめとする皆様からお話を伺うことが出来ました。
1636年に作られた風車の前での記念写真です。風車は、水をくみ上げる動力や製粉などに使われてきたとのことでした。
街中にかかる橋の上での記念写真です。多くの橋に、たくさんの花が飾られていました。花の国オランダを感じました。
サンドイッチでの昼食の様子です。今日は天気が良く、通常のアムステルダムよりも気温も高く、さわやかな風が吹く中、屋外での食事は快適でした。
ワーヘニンゲン大学のアテュア・モル学長を囲んでの記念写真です。左端は、農水省の安岡澄人審議官、右端は農研機構から来られている後藤一寿研究管理役です。
モル学長から大学の取り組みなどについてお話を伺っているところです。
フードバレーでは、シニアサイエンティストのリック・バンデゼッデさんに、上月先生の地元の干し芋をお土産としてお渡しし、お話を伺いました。
様々な種類の牧草が、乾燥や塩分などの影響をどのように受けるか、カメラや重量センサーなどが自動的にデータを記録するシステムです。
巨大な温室を活用した研究のあり方などについて、詳しいお話を伺うことができました。
「フードバレー」についてお話を伺った皆様との記念写真です。
大使公邸での記念写真です。左から、堀之内秀久特命全権大使、上月良祐先生、私、江藤拓先生、野中厚農林水産副大臣、酒井学先生、古川直季先生、堀之内サビーン大使夫人です。