7月6日は、午前10時から「交通安全対策特別委員会」に出席しました。
本日の会議は、6月28日に千葉県八街市で下校途中の小学生が飲酒運転のトラックにひかれて5人が死傷するという痛ましい事故が発生したことを踏まえて開催されました。
会議の冒頭に、亡くなられたお二人のご冥福を祈り、全員で黙祷を捧げました。
本日は、はじめに、千葉県八街市の北村新司市長から「子供の安全対策について」と題したお話を伺った後に、八街市の皆様が田中和徳委員長に要望書を手渡されました。
次に、警察庁、国土交通省、文部科学省、厚生労働省、内閣府から、ヒアリングを行い、質疑を行いました。
私からは、通学路の点検結果に基づく対策必要箇所に対する対応が一部完了していない状況を踏まえ、対策のさらなる推進と、対策困難な場合には、通学時の通行制限や通学バスの導入などの代替措置を早急にとることが必要であることを訴えるとともに、海外で飲酒運転の違反者に対して装着が義務付けられているアルコールインターロックシステム(酒気を帯びた状態ではエンジンがかからない装置)の装着について、大型トラックなどにおける装着を我が国でも導入を検討すべきではないか、との意見を申し上げました。
午後1時からは「政調全体会議」に農林部会長の立場で出席しました。
本日は、財務省より「令和4年度予算の概算要求に当たっての基本的な方針について(案)」の説明を受け、質疑を行いました。
基本的な方針では、年金・医療等については、自然増を加算した範囲内で要求すること、義務的経費については、1割削減を基本とし、削減分の3倍をグリーン、デジタル、地方活性化、子ども・子育ての予算に「新たな成長推進枠」として要求できることなどを定めています。
出席議員から、様々な分野での財政支出が必要、との意見が出されたことも踏まえ、最終的に、別途の経済対策の検討を行うことを前提に、基本的な方針の決定については、下村政調会長に一任することが了承されました。
交通安全対策特別委員会での田中和徳委員長のご挨拶です。
北村新司八街市長、山本義一千葉県議会議員、加曽利佳信八街市教育委員会委員長から田中和徳委員長に要望書が渡されました。
八街市からの要望書の内容です。
政調全体会議での下村博文政務調査会長のご挨拶です。