1月30日は、伊那谷各地を訪問しました。晴天の下、雪化粧した山々がとても美しく見えました。
移動中に、オンラインで開催された「SDGs全国フォーラム長野2020」の[第一部]開会セレモニーと[第二部]SDGs時代のライフスタイルと持続可能な地域づくり を視聴しました。
第二部では、マーケティングコンサルタントの谷口正和さんの基調講演の後、地方移住コンサルタントの藻谷ゆかりさんがコーディネーターとなり、パネルディスカッションが行われました。
古着屋Triangleの青木寛和さんからは、寄付してもらった服を再生、販売し、売上でパートナーショップを支援し、寄付した人はパートナーショップの利用ができる、という形で「物を大切にし、次世代に受け継ぐ」「まわりのお店も元気にする」という素晴らしい取り組みのお話を伺うことが出来ました。
株式会社ReBuilding Center JAPAN代表取締役の東野唯史さんからは、空き家の解体で入手した古材を家具づくりやリフォームに活用し、既存の古民家の断熱化を進めたり、おしゃれな店づくりをするなどの取り組みについてのお話を伺いました。社員のほとんどが他県から長野県への移住者というのもユニークだと思いました。
長野県農ある暮らし相談センターで農業アドバイザーをされている山村まゆさんからは、おばあさんの故郷である長野県にあこがれて、東京から移住され、古民家を借りて様々な野菜や花などをつくりながら、農業を中心とした素敵な暮らし方を実践されているお話を伺いました。
また、コーディネーターの藻谷ゆかりさんからも、信州紬、酒粕の活用、善光寺周辺の空き家の活用などの具体例を挙げて、持続可能な地域発展のための取り組みの考え方についてのお話を伺いました。
SDGsがとても身近に感じられる素晴らしいパネルディスカッションでした。
家の近くで撮影した中央アルプスの山々です。
SDGs全国フォーラム長野2020の案内です。
フォーラムの日程です。