5月18日は、午前10時半から高森町で開催された「信州高森温泉バイオマスボイラー完成記念式典」に出席しました。
この事業は、環境省の平成30年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を活用し、温泉の熱供給を、これまでの化石燃料を燃やすボイラーから地域産の木質チップ燃料を活用するバイオマスボイラーに変えることにより、年あたり542トンの二酸化炭素の排出削減と燃料代半減を実現するものです。
自動制御が可能なオーストリアKWB社製の300kw木質バイオマスボイラーを2台設置し、最大18日分のチップを貯蔵・乾燥するチップサイロの乾燥もボイラーの熱を利用するなど、まったく化石燃料に頼らない先進的なシステムになっています。
完成記念式典では、はじめに、皆様とともに記念銘板の除幕に参加させて頂きました。
私からは、このボイラーは地域の木材資源をエネルギー源として活用する地域循環エネルギーシステムのモデルであることを述べ、多くの皆様が訪れ、こうした熱利用が地域全体に広がる原動力となることを期待して、お祝いのご挨拶を申し上げました。
式典の後には、チップサイロやボイラーを見学し、皆様と記念撮影をしました。
午後には、高森町と、伊那市の自宅周辺で水の入った田んぼの風景を撮影しました。
夜には、伊那青年会議所OBの仲間の集まりである「九十九会」に出席しました。久しぶりに会った仲間と様々な話題に花が咲き、とても楽しいひと時でした。
(除幕式に参加した皆様とともに記念銘板の前で記念撮影をしました。)
(私からお祝いのご挨拶を申し上げているところです。)
(ボイラーの2階部分に設けられたチップサイロです。)
(ヒノキのチップはとても良い香りがしました。)
(バイオマスボイラーの前で記念撮影をしました。右から、川上信彦県議、壬生照玄高森町長、小池清県議、私、熊谷元尋県議です。)
(見学の最後に、出席者全員で記念撮影をしました。)
(高森町の棚田の風景です。)
(伊那市の田植えが終わった田んぼです。)
(2羽のサギがエサをついばんでいるところに出合いました。)
(九十九会の仲間との記念写真です。)