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宮下 一郎

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自由民主党農産物輸出促進対策委員会の伊那市での現地視察とGFP参加呼びかけセレモニーに同行、JA上伊那米輸出意見交換会、農業の未来を切り拓くシンポジウムに参加しました

2018年8月31日

8月31日は、自由民主党農産物輸出促進対策委員会の小泉進次郎委員長と鈴木憲和事務局長が伊那市を訪問され、現地視察が行われました。

午前9時過ぎに茅野駅で両先生をお迎えし、バスで伊那谷に向かいました。車中では、上伊那産の玄米を加工した「金芽米」をシンガポールなど世界13か国に輸出している「東洋ライス」の取組についてのビデオ映像を見たり、上伊那や伊那市での様々な取り組みについて説明が行われました。

午前10時半には、伊那市長谷の中尾座に到着しました。この施設は、「平成8年度山村振興等農林漁業特別対策事業」を活用して建設され、農村歌舞伎である中尾歌舞伎の劇場や、普段は公民館として活用されています。

ここでは、慶応元年につくられた「引幕」の前で記念撮影をしたり、回り舞台の下や、かつらや衣装の置かれた楽屋を見学させて頂きました。

午前10時45分には、中尾地区にある農業生産法人Wakka AGRIが米作りをしている棚田を視察し、出口友洋代表から説明を受けました。

Wakka AGRIでは、この地で無農薬、無肥料でそだてた「カミアカリ」というコメを、香港・シンガポール・台湾・アメリカに輸出しています。

本日は、この棚田の横で、本日10時から農水省のウェブサイトがスタートするGFP(グローバル・ファーマーズ・プロジェクト)への登録第1号として、出口代表による署名式と、タブレット端末を使った登録が行われました。

GFPの「F」は、Farmer(農業者)だけでなく、Forester(林業者)やFisherman(水産業者)、Food Manufacturer(食品事業者)を示しており、GPFは、農林水産物の輸出に関わる全ての人をネットワークでつなぐプロジェクトです。

登録ページは、こちらです。ご登録いただくと、輸出診断を受けることが出来ます。是非アクセスしてみてください。

その後、バスでJA上伊那本所に移動し、正午過ぎからは、昼食会を兼ねた「JA上伊那米輸出意見交換会」が開催されました。昼食は、「ご当地グルメ」を集めた美味しいお弁当とローメン等でした。

ここでは、東洋ライス株式会社の坂本哲夫副社長と農事組合法人田原の中村博 代表理事組合長よりお話を伺った後に、意見交換を行いました。

午後1時からは、「日本農業の未来を切り拓くシンポジウム」が開催されました。

会の冒頭、JA上伊那の御子柴茂樹組合長のご挨拶に引き続き、私からもご挨拶をさせて頂きました。

その後、農産物輸出促進対策委員長の小泉進次郎先生から、「ポスト平成は、農業の時代」と題した基調講演を、事務局長の鈴木憲和先生から、「なぜ今、輸出なのか」と題した農産物輸出促進委員会提言についての説明を頂いた後、私からは、「中山間地農業の課題と展望について」と題したお話をさせて頂きました。

引き続き、参加者の皆さんとのディスカッションが行われました。4名の皆様から、貴重なご意見やご質問を頂き、大変充実したシンポジウムとなりました。

その後、別室でマスコミの皆様からの取材を受け、日程が無事終了しました。

改めて、上伊那の農業の様々な可能性を感じた一日でした。


(伊那市長谷の中尾座で、引幕をバックに中尾歌舞伎関係者の皆様と記念撮影をしました。)


(舞台に上がり、歌舞伎のキメのポーズで記念撮影しました。)


(Wakka AGRIの出口友洋代表(写真前列左)から、胚芽部分が大きい「カミアカリ」の説明を受けているところです。)


(棚田の横にテーブルなどが用意され、出口代表によるGFP登録署名式が行われました。)


(GFP宣言に署名する出口代表です。)


(出口さんのご家族や土地所有者の皆さん、Wakka AGRIの皆さんとともに記念撮影をしました。)


(昼食会を兼ねた「JA上伊那米輸出意見交換会」で、私からご挨拶を申しあげているところです。)


(小泉進次郎委員長からのご挨拶です。)


(地元の食材でつくられた「ご当地グルメ弁当」です。


(ローメンやハチノコ、蚕のサナギ、イナゴも出ました。)


(写真左から、東洋ライス株式会社の坂本哲夫副社長と仕入・栽培支援チームの上瀧浩然(ひろまさ)さん、農事組合法人田原の中村博 組合長と伊藤健二副組合長です。)


(意見交換会終了後に、出席者の皆様との記念撮影が行われました。)


(「日本農業の未来を切り拓くシンポジウム」の始めに、私からご挨拶を申し上げているところです。)


(小泉進次郎委員長の基調講演の様子です。)


(鈴木憲和事務局長から、農産物輸出促進委員会提言についての説明を頂いているところです。)


(私から「中山間地農業の課題と展望」についてお話をしているところです。)


(参加者の皆様とのディスカッションの際に、コメントをする小泉委員長です。)


(多くのメディアの皆さんからの質問に答える小泉委員長です。)


(私からも、本日の視察やシンポジウムの意義についてコメントをさせて頂きました。)


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  • 宮下 一郎(みやした いちろう)
    昭和33年8月1日生まれ。妻、長女、長男との4人家族。
    趣味は手品(子どもの頃からの趣味でレパートリーは百数十種類に及ぶ)
    写真撮影 (家族写真、特に子どもの写真を多く撮影)
    映画鑑賞(高校時代には映画制作に熱中。黒澤明監督作品のファン)
    座右の銘は 「誠実」「着眼大局 着手小局 (Think globally, Act locally)」

  • 略 歴

    昭和58年東京大学経済学部卒 住友銀行入行
    平成3~8年大臣秘書官(防衛庁、環境庁、厚生省)
    平成15年衆院議員初当選
    平成19年財務大臣政務官
    平成24年自民党経済産業部会長
    平成26年財務副大臣
    平成28年衆議院財務金融委員長
    令和元年内閣府副大臣
    令和2年自民党農林部会長
    令和5年農林水産大臣
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