1月26日付発行の「自由民主」のコラム欄「創生」に、私の寄稿文が掲載されましたのでご紹介します。
以下は、コラムの内容です。
「地方創生につながる企業経営のモデル」
私の地元、長野県伊那市の寒天メーカー「伊那食品工業」には、毎年、経済界のトップなど全国から多くの人が見学や研修に訪れている。
創業以来会社を牽引し、四十八期にわたる増収増益を実現した塚越寛会長の著書「リストラなしの『年輪経営』」は、昨年、政府が日本の認知度を高めるために英訳する百冊の本の最初の五冊に選ばれた。
塚越会長からは「手段と目的を取り違えてはいけない。会社の利益は目的ではなく、社員を幸せにするための手段である」「弱肉強食の安売り競争がデフレの元凶」「急拡大を目指すとリストラをせざるを得なくなる。売り上げも給与も少しずつ増加する年輪経営を目指すべき」「社員に安心感を与えた上で給料を上げれば、景気は良くなる」など、いつも示唆に富む言葉を頂いている。
地方創生を実現するためにも、こうした理念を共有する企業が全国各地に増えることを願っている。
(自由民主の1面の一番下にコラム欄「創生」があります。)
(「創生」の部分の拡大です。)