2月11日は、午前から午後にかけて、小泉進次郎内閣府大臣政務官が飯田市、下條村、泰阜村を訪問し、地方創生の取り組みについての視察をされました。私も、飯田市と下條村の視察に同行しました。
午前11時半過ぎからは、飯田市の「飯田航空宇宙産業クラスター拠点工場」を視察しました。
地域の企業が共同で航空機の部品を受注して特殊加工を行う拠点として、さらなる発展が期待されます。
午後12時45分には、下條村に到着、ちょうどテレビ収録直前の「出張、なんでも鑑定団 in 下條」の舞台に、小泉政務官とともに飛び入りでお邪魔して、ご挨拶をしました。皆さん、小泉政務官にお会いできて大喜びでした。
午後1時からは、下條村の伊藤喜平村長、宮嶋清伸議長をはじめとする皆様から、下條村のこれまでの取り組みについてお話をお聞きし、昼食をとりながら意見交換をさせて頂きました。
伊藤村長が平成4年に就任してから、役場職員に交代で、民間の販売店に1週間勤務してもらい、コスト意識などの意識改革を行ったこと、村が資材を提供し、村民自らが道の整備を行う事業によって財源を生み出し、子どもの医療費補助や若者定住促進住宅建設などにつかったこと、若い世帯が増えて、出生率が1.88になっていることなどのお話を伺いました。
その後、実際に若者定住促進住宅に行き、住民の方からお話を伺いました。65m2の2LDK(2台分の駐車場スペース付き)で月34000円の家賃は魅力的とのこと。ただし、地区・村の行事参加や、若い方は消防団加入が条件だそうです。
この後、小泉政務官は資材支給事業の道路視察と泰阜村における取組の視察に向かわれましたが、私はここで別れ、阿智村に向かいました。
午後3時半からは、阿智村で開催された原建設安全協議会・阿智川グループ主催による特別講演会で講演を行いました。
本日は、関連会社の皆様だけでなく、近隣の町村長の皆様や金融機関の皆様も出席して下さいました。
私からは、約45分にわたり、平成26年度補正予算と平成27年度予算の概要と、そこに盛り込まれた地方創生や社会保障制度改革の考え方、財政再建の道筋などについてお話をしました。
そして、三遠南信自動車道やリニアの開通に向けて、皆様には、地域発展の原動力としてご活躍頂きたいと、訴えました。
その後の懇親会でも、多くの皆様と意見交換をすることができ、とても楽しく充実したひと時を過ごすことができました。皆様、誠にありがとうございました。
(航空宇宙産業クラスター拠点工場の視察を終えて、玄関で記念撮影しました。)
(「出張!なんでも鑑定団 in 下條」収録開始直前に飛び入りで舞台でご挨拶をさせて頂きました。)
(下條村の伊藤村長、宮嶋議長から貴重なお話を頂き、とても盛り上がった昼食懇談会でした。)
(下條村の若者定住促進住宅の前で住民の皆様と記念撮影。子どもさんたちも大勢かけつけてくれました。)
(阿智村での講演の様子です。皆様、熱心にご参加くださいました。)