11月22日は、午前8時から「農林水産戦略調査会・農林部会林政小委員会合同会議」に出席しました。
木材利用ポイント事業の状況について報告を受けるとともに、森林環境税の創設・温暖化対策税の活用について関係省庁よりヒアリングを行い、意見交換をしました。
私からは、特に、森林環境税が全国の33県で徴収されている一方、東京や大阪など大都市での実施がない状況を踏まえ、国税として薄く広く集め、森林保全に使用する新税の創設が必要であることを訴えました。
午前9時からは、農林役員会に出席しました。米政策を中心とした農業政策の改革について、財政当局との折衝状況などの報告を農林省より受け、質疑を行いました。個別の政策の単価などについては週末に詰め、来週改めて全体像を示すということになりました。
11時前には、北海道の音威子府村、ニセコ町、日高町の町村長の皆様から、過疎債の対象事業を拡大し、町村立高校の施設整備などを加えるご要望を頂きました。地域で活躍する若者を育てる努力をされている町村の皆様の声を踏まえて、過疎対策特別委員会の事務局長としてしっかり検討することをお約束しました。
午前11時15分からは、国会議事堂内の大臣室(閣議前に閣僚の懇談が行われる部屋)において、議員連盟「真の地方財政の確立と地方の活性化をはかる会」として、「地方財政の確立と地域活性化に向けた提言」を菅官房長官にお渡しし、懇談をしました。私も議員連盟の事務局次長として参加しました。
この提言は、
1.地方一般財源総額を確保するとともに、地方法人二税等の偏在を是正すること
2.東京オリンピックの効果を全国に波及させるため、政府は総力を上げて様々な施策を講じること
3.地域に雇用を生み、定住が促進される施策を講じること
4.円安による影響を緩和するために燃料費対策等を講じること
を柱として、それぞれ4~9項目の具体的な施策を提案しています。個別の施策実現のため、私達自身も頑張ってまいります。
正午からは衆議院本会議が開催され、「国家公務員法改正案」についての趣旨説明と各党による代表質問が行われました。
午後1時からは、「農林水産戦略調査会・農林部会・農業基本政策検討PT合同会議」に出席しました。多くの出席議員から、具体的な全体像を示すことが必要であるとの意見が出されました。
午後1時半からは、「建築板金業振興議員連盟」主催による国に対する要請集会が開催され、私は新たに就任した事務局次長の立場で参加しました。
本会合には、全国各県の建築板金業の代表者の皆様と、議員連盟役員が出席しました。議員連盟会長である石破茂会長からのご挨拶の後、日本建築板金協会の石本惣治会長から、国道交通省 土地・建設産業局 建設市場整備課の屋敷次郎課長に対し、「板金業技能労働者への適切な賃金水準の確保について」と題した要望書が手渡されました。屋敷課長からも、要望をしっかりと受け止め、努力していきたいとのご挨拶がありました。
午後3時には、健康保険組合連合会長野県連合会の代表の皆様がお見えになり、平成25年度健康保険組合全国大会で決定された決議を頂きました。
健康保険組合の現状等について伺ったお話の中では、特に65歳から74歳までの前期高齢者医療の財政調整による「納付金」負担が、組合員の中に一人でも高額医療を必要とする方が出ると、突然跳ね上がる仕組みとなっており、組合財政の不安定化を招いている現状についてお聞きしました。後期高齢者医療制度を参考にしながら、安定的に支える制度に改革することが必要であることを痛感しました。
午後4時からは、「建築板金業振興議員連盟総会」に出席しました。石破会長のご挨拶に引き続き、議員連盟所属議員が出身県の理事長とともに登壇し、挨拶をしました。
私も、長野県板金工業組合の太田吉雄理事長とともにご挨拶をしました。太田理事長によれば、アベノミクス効果もあり、仕事は増えているが、なかなか利益が上がる価格での受発注が行われていないこと、若手の入職者が少なく、人手不足が続いてるとのことでした。入札制度改革や人材育成に対する支援の充実などに頑張ってまいります。
(「農林水産戦略調査会・農林部会林政小委員会合同会議」での中谷調査会長からのご挨拶です。)
(北海道の音威子府村、ニセコ町、日高町の町村長の皆様から、改めて過疎債事業での町立高校への支援について要請を受けました。)
(「真の地方財政の確立と地方の活性化をはかる会」の役員から菅官房長官に対し提言の説明を行い、懇談をしました。)
(「建築板金業振興議員連盟」主催の要請集会で新たな事務局次長として紹介を受けました。)
(健康保険組合連合会長野県連合会の代表の皆様から、持続可能な医療保険制度の確立に向けたご提言を頂きました。)
(「建築板金業振興議員連盟総会」で、長野県板金工業組合の太田吉雄理事長とのツーショットです。)