11月20日は、午前8時から「安全保障と土地法制に関する特命委員会」に出席しました。
海外の軍事施設周辺の土地取得制限ならびに実態調査と、国内における土地所有者の把握に関する現状と課題について説明を受け、議論を行いました。
現状では、WTO上の最恵国待遇供与などの条件を踏まえると、外国人による軍事施設周辺の土地取得制限を行うには、エリアを限定して日本人による土地取得も制限し、内外無差別で制限することが必要であることなどが明らかになりました。
また、現在の土地登記制度は所有権者の権利保護のための制度であり、義務ではないため、売買がおこなわれても登記がなされなければ権利移動の把握ができません。長期的な制度移行も含め、制度の改革を検討する必要性を感じました。
午前8時50分からは衆議院経済産業委員会理事会、午後9時からは経済産業委員会に出席しました。本日は、これまで数年にわたり懸案となっていた独占禁止法改正の質疑と採決が行われました。私は、附帯決議の決済手続きを行いました。本法律が成立すれば、公正取引委員会の処分に不服の場合の手続きが、公正取引委員会内の審判制度から、東京地方裁判所での審議へと移行することとなります。
午前10時40分過ぎには、豊丘村立豊丘南小学校の皆さんが国会見学に来られました。「夢、努力、友情」を大切に、元気に頑張ってください、と激励のご挨拶をしました。
午前11時には、「全国農業改良普及職員協議会 第一回農業普及活動高度化全国研究大会」に出席し、農業改良普及事業推進議員懇話会事務局長として紹介を受けました。
会場では、私の中川村の前後援会長である大場茂明さんにお会いすることができました。大場さんは、現在、全国改良普及職員OB会の理事・監事としてもご活躍されています。これからもご指導を頂きたいと思います。
お昼過ぎには、「ITS・道路調査会」に遅れて出席し、事務局長として司会進行を行いました。徳山道路局長より道路をめぐる様々な課題について説明を受け、質疑応答を行いました。
多くの先生方から、都市と地方の格差の解消や地域の活性化のために、整備の遅れている道路の建設促進やミッシングリンクの解消が急務であり、そのためにも公共事業予算をしっかり確保することが必要であるとのご意見が出されました。
午後1時からは、経済産業委員会が再開され、一般質疑が行われました。
午後2時半過ぎには、議員会館に北海道選出の国会議員の先生方と市町村長の皆様がお見えになり、過疎対策についての要望を頂きました。過疎特別委員会の事務局長として、しっかり取り組むことをお約束しました。
引き続き、長野県税理士政治連盟の百瀬幹事長、星野会長、宮下運動本部長がお見えになり、税理士法改正をめぐる情勢などについて意見交換をさせて頂きました。地域経済の再生のためにも、中小企業の経営に密着してコンサルタント機能も果たしていただいている先生方の益々のご活躍を期待しています。
午後3時過ぎには、上伊那建設労働組合の清水清武組合長をはじめとする皆様がお見えになり、建設国保に対する助成について、予算確保の要望を頂きました。組合の皆さんが安心して働けるよう、建設国保制度の維持発展が必要です。ご要望にこたえられるよう、頑張ります。
午後4時からは、「行革推進本部 独立行政法人・特別会計委員会 第2ワーキンググループヒアリング」に出席しました。
本日は、経済産業所管の産業技術総合研究所、情報処理推進機構、経済産業研究所の統合問題、貿易再保険特別会計と日本貿易保険を特殊会社に移行する問題などについて内閣官房行政改革推進本部事務局と役所から説明を受け、質疑を行いました。
国家と国民にとって最大のパフォーマンスをあげられるよう、あるべき姿についてしっかり検討してまいります。
(「安全保障と土地法制に関する特命委員会」での佐藤正久委員長からのご挨拶です。)
(豊丘南小学校の皆さんに、国会の機能や国会議事堂の説明や激励のご挨拶をしました。)
(全国農業改良普及職員協議会の全国大会で、大場茂明前中川後援会長にお会いすることができました。)
(「ITS・道路調査会」で、道路局長より道路をめぐる課題についての説明を聴取しているところです。)
(北海道の先生方から、過疎対策充実についてのご要請を頂きました。)
(長野県税理士政治連盟の先生方から提言書を頂き、懇談をさせて頂きました。)
(上伊那建設労働組合の清水清武組合長(私の右)から、建設国保についてのご要望を頂きました。)
(行革本部 第2ワーキンググループで、事務局長としてご挨拶を申し上げました。)