本日(5/17)は、飯田市内で街頭遊説を実施しました。
国会では社会保障と税の一体改革についての審議がスタートしましたが、産業育成や地方の活性化などの具体的な成長戦略、社会保障の抜本的な見直しなどによる歳出削減の道筋が見えない中で、消費税増税だけが突出している印象を受けます。
一方、飯田下伊那は、三遠南信自動車道やリニアの実現をてこに、ビジネスの広域連携や企業・教育機関・研究機関の誘致、観光人口の増加などの大きな可能性を持っています。
産業空洞化・デフレに歯止めをかけるためにも、「伊那谷を二十一世紀の理想郷に」するために頑張りたいと、訴えました。
(本日も、多くの皆様から激励を頂きました。地域発展のためにも、頑張ってまいります。)
午後4時からは、「長野県中小企業団体中央会下伊那支部 平成24年度通常総会」に出席しました。
中田教一支部長からは、「EU経済危機が日本の地方の中小企業にも及んでいるが、我々は同業者組合として、様々な工夫をして底上げをしなければならない。」として、味噌業界のこれまでの取り組みについての紹介を含めたご挨拶がありました。
また、総会に引き続き講演会が行われ、NPO法人しんきん南信州地域研究所主任研究員の吉川芳夫先生から、「今後の地域経済」と題したお話をお聞きしました。
日本全体や地域経済の現状や転換期にある地域の産業構造について解説頂くとともに、江戸期から明治期に花開いた飯田の産業文化やそれを生み出した偉人の活躍を学び、誇りをもって新たな発展を目指すべきだというお話をお聞きし、感銘を受けました。
(冒頭にご挨拶される中田教一支部長です。総会では、中田支部長の下で新たな役員体制がスタートしました。益々のご活躍を期待申し上げます。)