「衆議院財務金融委員会」の閉会中審査が開催されました。
自民党からは、中山展宏先生が質問に立たれ、株式市場における大幅変動の背景や、日本銀行における利上げのねらい、市場との対話の必要性、家計への影響などをテーマに植田和男日本銀行総裁の認識を質しました。
植田日本銀行総裁からは、内外市場は引き続き不安定な状態が続いており、市場の動向を注視していく考えを示すとともに、様々な場面を通じて日本銀行の金融政策に関する丁寧な情報発信を行っていく旨の答弁がありました。
夕方には、長野市で開催された「長野県農業経営者協会」意見交換会に出席しました。はじめに、長野県農業経営者協会の根橋英夫会長からご挨拶を頂きました。
私からは「農業の構造転換と日本の戦略」をテーマに講演を行ないました。
先の通常国会で成立した「食料・農業・農村基本法」改正を踏まえ、食料安全保障の強化や環境と調和のとれた食料システムの確立、農業の持続的な発展、農村の振興を強力に推し進めていくとともに、初動5年間を「農業構造転換集中対策期間」として実行の裏付けとなる予算の確保に全力で取組んで行く決意を申し上げました。
続いて、多くの皆様から貴重なご意見や様々なご質問を頂き、私からお答えをしました。
その後、会場を移して行われた情報交換会では、長野県の小林茂樹農政部長が乾杯の音頭をとられました。参加された皆様から様々なお話を伺うことが出来、大変充実した情報交換会となりました。改めて、本日の企画にご参加頂いたすべての皆様に心から感謝を申し上げます。