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デジタル人材育成・確保小委員会、火曜会、農業基本政策検討委員会、綜學勉強会に出席

2021年3月30日 火曜日

3月30日は、午前8時から「デジタル社会推進本部 デジタル人材育成・確保小委員会」に出席しました。

本日は、片山さつき委員長から「小委員会の中間報告案」についてご説明を頂いた後に、総務省自治行政局から「地方自治体のデジタル人材確保・育成について」、総務省情報流通行政局から「デジタル活用支援の取組について」の説明を受けました。

さらに、オンラインでご参加いただいた神戸市行財政局企画調整局から「庁内DX推進に向けた人事戦略」、奈良県田原本町総務部から「田原本町のデジタル化の取り組みについて」、それぞれお話を伺い、質疑を行いました。神戸市と田原本町の取組みは全国のモデルとなるものだと感じました。

私からは、全国共通プラットフォームと地方自治体システムの役割分担を早期に明確化すべきであることと、デジタル活用支援に関しては、長野県伊那市のケーブルテレビを中心に据えた住民サービス提供の例を参考に、「まちの電気屋さん」も支援員として活用すべきであることを意見として申し上げました。

正午からは、「火曜会」に出席しました。

本日は、河野太郎大臣から、ワクチン接種の現状と今後の見通し、様々な規制改革に関する取り組みなど、ご活躍の様子を具体的に伺うことが出来ました。

午後3時からは「農業基本政策検討委員会」に出席し、冒頭に農林部会長としてご挨拶をしました。

本日は、農林水産省より「米政策の推進状況について」の説明を聞いた後に、全国農業協同組合中央会の馬場利彦専務理事と全国農業協同組合連合会の高尾雅之常務理事から「水田農業にかかるJAグループの取り組みについて」のお話を伺い、質疑を行いました。

米の需給と価格の安定を図るために必要な、令和3年産の主食用米の6.7万ヘクタールの作付転換は、道半ばです。作付転換が所得向上につながることをご説明し、全国の生産者の皆様のご理解を得られるよう、一層の努力が必要であることを確認しました。

午後6時からは、オンラインで開催された「綜學勉強会」に参加し、冒頭に世話人を代表してご挨拶を申し上げました。

本日は、林英臣先生から「渋沢栄一に学ぶ公益経営道」と題したご講演を頂きました。

渋沢栄一の人生と理念を学ぶとともに、公益経営の7つのキーワード(理念、本物、信用、互恵、年輪、上下一体、感謝)についても解説を頂きました。

「論語と算盤」を掲げた渋沢栄一の目指すものこそ公益資本主義であり、現在の資本主義が失いつつある「論語」の理念を取り戻し、資本主義を再構築することが必要であることを強く感じました。

ご講演の後には、参加者メンバーが一人一人発言し、林先生にコメントを頂く形で意見交換会が行われ、とても充実したひとときとなりました。林英臣先生ならびにご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。


デジタル社会推進本部 デジタル人材育成・確保小委員会での片山さつき委員長のご挨拶です。


オンラインで神戸市と奈良県田原本町の取り組みについてのお話を伺いました。


火曜会で講演される河野太郎大臣です。


農業基本政策検討委員会の冒頭に、農林部会長としてご挨拶をしました。


オンラインで林英臣先生からご講演を頂いているところです。


前半の講義の後に、出席者全員で記念のスクリーンショットを撮りました。私のZoomの背景は、渋沢栄一の絵柄の一万円札のデザイン見本です。