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初雪の長谷です

2009年11月17日 火曜日

本日は、伊那市長谷地域の皆さまをお訪ねし、さまざまなお話を伺いました。今日は、朝のうち今年初めての降雪があり、その後も冷たい雨の降る一日でした。

雨にけむる長谷の景色は、水墨画のようであり、また紅葉との対比も美しく感じました。

長谷村の現在の最大の課題は、何といってもシカやイノシシによる農産物被害であり、順次電気柵などの設置が行われていますが、柵の更新などのために一日柵に隙間ができるだけでも、大量のシカなどが農産物に被害を与えるとのこと。農業の担い手の高齢化もあり、被害にあった方が作付をやめてしまう例もあるそうです。

私は、この春、当時の江藤拓農林水産大臣政務官とともに、中山間地直接支払いの延長検討のため、長谷と高遠町をお訪ねしましたが、「中山間地直接支払いが有害鳥獣対策にも有効に使われているので、是非とも拡充延長してほしい」という声をいただきました。

お昼には、道の駅「南アルプス村」のレストラン「野のもの」で日替わりランチを頂きました。この「南アルプス村」は、全国でも2番目か3番目にできた先進的な「道の駅」とのことですが、ここで毎日焼かれているパンが好評で、とくに「クロワッサン」が有名です。レストラン「野のもの」は数年前にオープンしましたが、地元で作られた雑穀や米・野菜を中心とし、化学調味料は使わず厳選した調味料で調理していることを売りにしています。この日のランチもとってもヘルシーでおいしかったです。

長谷においては、戸草ダムの早期着工や、国道152号線の改良促進などが大きな課題となっていますが、政権交代と予算削減の中で見通しがつかない状況です。今後の政治の動きもしっかりと注視していきたいと思います。


(水墨画のような美しさです)



(初雪と紅葉の対比も美しかったです)



(レストラン「野のもの」の外観です)