本日(4/29)は、伊那市で小出島区の運動会にお邪魔しました。小出島区公民館の前庭で開催の予定でしたが、あいにくの雨のため、公民館二階の広間での開催となりました。
子どもたちを含む若い家族の皆さんも大勢参加され、大変にぎやかな運動会でした。
競技は8チームに分かれて対抗戦で行われます。私は最初「下島第2班チーム」に、続いて「唐木(とうのき)チーム」に加えて頂き、玉入れやじゃんけん勝ち抜きトーナメント、口でくわえたマッチ棒で輪ゴムを渡していく競技、1.5m四方ぐらいの板に何人乗れるかを競う「全員集合」などの競技に参加しました。
得点の高い最後の「全員集合」で「唐木チーム」が一位となり、総合成績でも優勝しました。運動会の後の懇親会にも出席させて頂き、多くの皆様と懇談することができました。
区長さんをはじめとする役員の皆さんは、初めての室内運動会への変更ということでご苦労されたことと思いますが、皆さんが楽しめる素晴らしい運動会でした。こうしたイベントを通じて、地域の皆さんの交流が図られることは、とても素晴らしいことだと感じました。
その後、長谷に向かい、中尾歌舞伎春季定期公演を拝見しました。今日の演目は、「人情噺 文七元結」。江戸の左官職人長兵衛夫婦と娘のお久を中心とした人情話で、もともとは、幕末から明治にかけて活躍した三遊亭円朝が創作した落語をもとにしているのだそうです。
それだけに、笑いあり、涙あり。お互いが相手を思いやる温かい心をもった登場人物ばかりで、セリフ回しもわかりやすく、本当に感動しました。
公演の後に行われた懇親会にも参加させて頂き、役者や裏方の皆様全員から今日の感想などをお聞きすることができました。
その席で、民主党の事業仕訳によって平成21年から25年までの5カ年事業として採択された補助金(農山漁村地域力発掘支援モデル事業 5年間で1100万円)の2年目以降が打ち切られ、この補助金を活用して地元で栽培したさつまいもを原料として焼酎をつくり、中尾歌舞伎と連動して「ごひいきに」というラベルで売り出す計画の資金繰りが苦しくなってしまっているという話を聞きました。
昨年とれたさつまいもでつくった焼酎は味もよく大変好評で、すでに売り切れ状態であり、今年度以降に期待が高まっていただけに、冷や水をあびせられたような状態です。歌舞伎保存会などの自己資金をかき集めても継続していきたいということですが、せっかくの新たな特産品づくりの支援を「無駄」として仕分けてしまうのは納得がいきません。
地域の皆さんの思いを国政に反映させるために、再起を期して頑張らなければならないとの思いを強くしました。
(玉入れは、子どもたちよりもむしろ大人が熱中していたのでは?)
(お世話になった区長さんや唐木地区の皆様と記念撮影)
(左から長兵衛役の中村さん、丁稚役の池上さん、私、演出・振付の西村さん、お久役の平山さん、大鹿村からいらした近藤さんです。)
(これが長谷産の黄金千貫というさつまいもでつくった焼酎「ごひいきに」です。)