3月11日は、午前8時から「関係部会(外交・国防・財務金融・経済産業) 合同会議」に経済産業担当の部会長代理の立場で出席しました。
会議の冒頭に、東日本大震災11年目にあたることを踏まえ、犠牲者の皆様のご冥福を祈り、全員で黙とうを捧げました。
本日は、外務省・出入国在留管理庁・財務省・経済産業省・農林水産省・防衛省より「ウクライナ情勢について」説明を受けました。
午前8時半からは、「農業経営における資金調達のあり方検討PT」に出席しました。
本日は、フィンランドからリモートでご参加頂いた東京農業大学の内山智裕教授から「米国における農地取得規制の動向」というテーマで講演いただき、質疑を行いました。
内山先生のお話を通じて、アメリカにおいては、日本と異なり農地の希少性が意識されていないこと、大規模家族経営が基本であり、農業法人の株主は自然人に限定しており、資本力がある企業が入ってこないようにしていること、アメリカでも後継者不足が課題で、家族経営が減少していることなどを学びました。
また、私からは、中西部での地下水枯渇問題について質問しましたが、現地の農家は「もし地下水が枯渇してここで農業が出来なくなったらブラジルにいって農業経営をする」という考え方だと聞いて、土地に関する考え方の日米の違いを痛感しました。
正午からは、「金融調査会 企業会計に関する小委員会」に出席しました。
本日は、内閣官房から「非財務情報開示(人的資本、女性活躍関係)の充実について」説明を受け、引き続いて、アストナリング・アドバイザー合同会社の三瓶裕喜代表から「人的資本と多様性に関する投資家の関心はどこにあるか」というテーマで、株式会社リクルートホールディングスの谷口岩昭執行役員から「人的資本の「可視化」について」というテーマでそれぞれ講演いただきました。
人への投資などの非財務情報の開示が、新たな資本主義の基盤の一つになるとの思いを強くしました。
関係部会(外交・国防・財務金融・経済産業) 合同会議での佐藤正久外交部会長のご挨拶です。
農業経営における資金調達のあり方検討PTでの江藤拓総合農林政策調査会長のご挨拶です。
フィンランドからリモートでご参加頂いた東京農業大学の内山智裕教授からお話を伺っているところです。
金融調査会 企業会計に関する小委員会での片山さつき金融調査会長のご挨拶です。