8月21日は、午前10時から大鹿村後援会主催のミニ集会が開催されました。
昨日、長野県新型コロナウイルス感染症・感染警戒レベルが県内全域でレベル5に引き上げられたことを踏まえ、集会は少人数で感染防止に配慮しつつ行われました。
私からは、感染症による医療や経済の危機、集中豪雨による土砂被害の発生などの自然災害の増加、少子高齢化や地球環境問題などの様々な危機への対応についてご説明するとともに、コロナ収束後に向けて、伊那谷から日本を元気にする構想についてお話をしました。
皆様からは、今後の感染症対策のあり方、豪雨災害への対応、小規模事業者への支援の必要性などについて、ご意見やご質問を頂き、私の考えをお伝えしました。
お陰様で充実した会となりました。熱心にご参加くださった皆様に、心から感謝を申し上げました。
その後、ミニ集会の会場前で、大鹿村の熊谷英俊村長から、大雨の影響で大西山の一部が崩落した状況や、村内の林道が被害を受けた状況などについて、説明を伺いました。幸い、大西山の崩壊は限定的で、土砂も斜面下部に設けられたポケットに収まったとのことでした。
次に、後援会の支部長をお務め頂いている柳島貞康前村長のご自宅周辺で発生した土砂災害の様子を視察しました。
土砂が発生した山の上部も視察しましたが、斜面が大きくえぐれ、立木をなぎ倒しながら、土砂が流れ下った様子がわかりました。幸い、柳島さんのご自宅には被害がなかったものの、栽培していたブルーベーリー畑にも大量の泥が流れ込んでいました。
これまでにこの場所でこのような大規模な土砂災害は発生したことがなかったとのことで、8月13日から18日にかけて続いた豪雨がこれまでにない量であったことがうかがわれます。今後、村、県、国で連携しながら、しっかり対応してまいります。
大鹿村後援会主催のミニ集会で私からお話をしているところです。
会の終了後にご参加くださった皆様と記念撮影をしました。
会場前の駐車場からは、大西山の様子がよく見えました。上部の赤く見える部分が、今回の崩落した部分です。
柳島貞康前村長から、土砂災害の様子について説明を伺っているところです。
右手上方から大量の土砂が流れてきているのがわかります。土砂は左側の農地にも入り込んでいます。
ブルーベリーの木も泥に埋まってしまっていました。
土砂崩落がおこった山の上部の様子です。多くの木をなぎ倒し、巻き込みながら大量の土砂が斜面を流れ下った様子がよくわかりました。
被災地の視察を終え、お昼には、道の駅「歌舞伎の里大鹿」で名物の「小渋ダムカレー」を頂きました。鹿肉の入ったカレーが、ダムの放流口からごはん側に出てくる構造になっています。