7月8日は、午前8時半から飯田市の三尋石集畜場で開催された「第72回子山羊市場」を訪問しました。
この市場は、県内で唯一の子山羊市場であると同時に、ここに出される子山羊は全て、血統書が発行される日本ザーネン種であり、登録された山羊の市場としては日本で唯一の場所だそうです。そのため、年に一度開かれるこの市場では、全国から来られた皆さんがセリに参加されます。
本日は、飯田下伊那管内から約20頭の子山羊が集まり、共進会で優秀な子山羊が選ばれて表彰式が行われた後にセリが行われるとのことでした。
会場では、かわいい子山羊たちと触れ合うことができました。
共進会の開始前に、お時間を頂き、私から、伝統の子山羊市場の開催をお祝いするとともに、農林部会長として、中山間地農業の活性化に向けて、努力することをお誓いしました。
午前10時からは、飯田市の信菱電機株式会社本社を訪問し、川手清彦社長や川手元裕開発技術本部長からお話を伺いました。
信菱電機では、コロナ過でも、むしろ需要が増えている釣り用のクーラーボックスや、浴室乾燥暖房換気システムなどを増産するとともに、店舗などの換気に必要なサーキュレーター、フェイスシールドやマウスシールド、カウンターバイザーやバスの座席に設置する遮蔽板など、感染症予防商品の開発・製造も手掛けられ、売り上げも増加しているとのことでした。
当社では、こうした需要拡大に対応して生産能力を高めるために、「スマートファクトリー構想」を策定し、昨年7月には、最新の自動設備とIoT技術を駆使した新工場を稼働させ、さらに既存の工場棟でもスマート化をすすめておられます。
本日は、川手社長や幹部の皆様にご案内を頂きながら、すべての工場内を見学させて頂きました。
特に、製造工程の自動化にあたって、その設計を自社で行っていることや、新工場では高機能遮熱シートや省エネのエアコンや照明、給湯器などを導入し、圧倒的な省エネ効果を得ていること、2階建て構造でもスムーズに在庫の出し入れができるよう、ロボットが在庫を管理する自動倉庫システムが導入されていることなどが印象に残りました。
また、世界的に需要が高まっているサーキュレーターについては、中国やアラブ諸国など、海外にも輸出をしているとのお話を伺い、まさに国内サプライチェーン再構築のモデルであることを感じました。
午後1時半からは、飯伊連合事務所において、飯伊女性部役員の皆様との「語る会」が開催されました。
本日は、中山多美子飯伊女性部長、米山由子飯伊後援会代表のご挨拶に引き続き、私から、昨年来のコロナ対策の経緯や、コロナ後の成長戦略、三遠南信自動車道やリニア中央新幹線開通に向けて目指すべき地域発展の姿などについてお話をさせて頂きました。
引き続き、全員の皆様からご質問や貴重なご意見を頂きくことができました。
私からは質問にお答えをするとともに、女性部の皆様の一層のお力添えをお願いしました。
飯田市の三尋石集畜場では、多くのかわいい子山羊に出会うことが出来ました。
審査委員長から、共進会で評価するポイントなどについて教えて頂いているところです。
セリを待つ子山羊たちです。
審査のために、一列に並んだ子山羊たちです。
審査員の皆様が採点をされているところです。
信菱電気株式会社の川手清彦社長からお話を伺っているところです。
川手社長と、当社の製品が並んだショーケースの前で記念撮影をしました。
工場内をご案内頂いた幹部の皆様との記念写真です。
製造ラインの自動化を進めた経緯などについて説明を受けているところです。
e-F@ctoryの解説をして頂きました。生産現場のデータをリアルタイムで収集して分析、現場にフィードバックする、最新鋭のシステムです。
1階と2階の工場それぞれから入庫が出来、荷物の出し入れはロボットが行う自動倉庫システムです。
飯伊女性部役員の皆様との「語る会」で私から国政報告を申し上げているところです。
皆様からは貴重なご意見やご質問を頂き、私からもコメントをさせて頂きました。