1月27日は、午後6時から、オンラインで開催された「綜學勉強会」に参加しました。
冒頭に、世話人を代表して私からご挨拶を申し上げました。
本日は、林英臣先生から、日本天台宗の開祖である「最澄」の生涯と思想についてご講演を頂きました。
「人間は誰もが仏性を持ち、自分がその本性を自覚し修行すれば成仏できる」とする法華経の一乗思想に深く傾倒し、純粋に自らの信念を貫いた最澄の姿に感銘を受けました。
最澄は仕事をやり残して56歳でなくなりますが、その思いを円仁や円珍などの後継者が受け継いで天台密教を完成させ、やがて法然、親鸞、道元などの鎌倉仏教開祖の輩出につながります。その根本を起こしたという点でも最澄の残したものは大きかったと感じます。
常に人々の救済を考えた最澄の姿は、政治の目指すものと重なります。私も原点を忘れずに活動していこう、との思いを強くした勉強会でした。
講演の後には、出席者全員が講義を受けた感想や思いについて発言し、最後に林英臣先生からコメントを頂きました。
皆様からのお話からも、多くを学ぶことが出来ました。改めて、林英臣先生と、参加されたすべての皆様に敬意と感謝を申し上げます。
参加者の皆様とのスクリーンショットです。
最後に、林英臣先生からコメントを頂いているところです。