9月9日は、午前10時から「雇用問題調査会」に出席しました。
本日は、厚生労働省から「雇用情勢について」、経済産業省から「製造業の情勢について」の説明を受けました。
引き続き、ニッセイ基礎研究所経済研究部の斎藤太郎経済調査部長から「雇用情勢と今後の見通し」と題したお話を伺いました。
新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の急速な落ち込みに対し、雇用調整助成金の活用などによる休業者の増加や非労働力化の進展により、失業者の増加が抑えられていますが、非自発的離職による失業者の割合が増加し、非正規雇用が大幅に減少していることは大きな課題です。
マッチング支援や研修・再教育支援などによる労働移動をサポートすること、事業者に対して新しい生活様式に対応したビジネスモデルへの転換を支援することなどが急務だと感じます。
これらに加え、私からは、国内を含む新たなサプライチェーンを構築するための補助金に予算枠の11倍もの応募が寄せられていることを踏まえ、新たな雇用先を生み出すためにも、予算を拡充し、支援していくべきである、との意見を申し上げました。
雇用問題調査会での松野博一調査会長のご挨拶です。