6月1日は、午前11時から「内閣第二部会・総務部会・デジタル社会推進特別委員会・マイナンバーPT合同会議」に出席しました。
本日は、「特定給付金等の迅速かつ確実な給付のための給付名簿等の作成等に関する法律案(議員立法)」について説明を受け、法案審査を行いました。
この法律は、特定給付金等が受給権者に迅速かつ確実に給付されるようにするために、給付名簿の作成等とマイナンバーカードとマイナポータルを利用した口座名簿の作成などを行うために必要な事項を定めるものです。
私からは、多くの人の理解を得て、受け入れ口座の登録が進むよう、登録によって口座の残高が把握されることや徴税等のためにつかわれることはないことを周知すべきこと、登録手続きについて、子どもや高齢者についての登録も進むよう、配慮が必要なことなどを意見として申し上げました。
午後2時半からは、「秋季入学制度検討ワーキングチーム」に遅れて出席しました。
本日は、5月29日の議論を踏まえた提言案が示され、意見交換が行われました。
提言案には、先般の私の発言も踏まえて、「入試に対する不安への対応として、政府は早急に方針を決定・公表すべき。方針では、①大学入学共通テストを含め、大学入学者選抜の日程は、2週間から1か月程度の後ろ倒しを検討すべき、②大学、高等学校、中学校の入学者選抜については、最終学年の学習状況の影響等への対応を要請すべき(例:出題範囲の限定、選択問題の導入、実施時期の一定期間の繰下げ等)である。」と明記して頂きました。
また、「秋季入学制度は、幅広い制度改革についての国民的合意や実施に一定の期間を要するため、今年度・来年度のような直近の導入は困難である。」と明記されました。
会議の最後に、提言案は、修文も含め、秋季入学制度検討ワーキングチームの柴山昌彦座長に一任することが了承されました。
(内閣第二部会・総務部会・デジタル社会推進特別委員会・マイナンバーPT合同会議でご挨拶される岸田文雄政務調査会長です。)
(秋季入学制度検討ワーキングチームの最後に挨拶する柴山昌彦座長です。)
(ワーキングチーム提言案の概要です。)