衆議院議員 / 前農林水産大臣 宮下一郎
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宮下 一郎

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青森銀行で意見交換、弘前大学教育学部付属中学校で財政教育プログラムを視察、全国国立大学付属学校PTA連合会役員の皆様と懇談、車座ふるさとトーク開催

2019年12月13日

12月13日は、午前9時から青森市内の青森銀行を訪問し、川村明裕専務をはじめとする皆様から、「子どもの貧困問題解決に向けた取組み」「人口動態及び県民所得の動向から見た青森県の課題と展望」「アグリビジネス分野への取組について」の3つのテーマについてお話を伺い、意見交換をしました。

特に、「子どもの貧困問題解決に向けた取組」として紹介があった、あおぎんSDGs私募債「未来の創造」は、発行額の0.2%相当額を発行企業の希望する学校や児童福祉施設等へ青森銀行が寄贈する仕組みで、寄付金は青森県母子寡婦福祉連合会の運営するこども食堂の運営をはじめ、各学校や児童福祉施設などに贈られ、活用されているとのことでした。

社会の課題を見据えた素晴らしい取り組みだと感じました。


その後、弘前市内に移動しました。途中、道の駅なみおかアップルヒルに立ち寄りました。「サンふじ」をはじめとするリンゴがたくさん販売されていました。リンゴの産地である青森県と長野県のご縁を感じました。


昼食後、午後1時に弘前大学教育学部付属中学校に到着し、午後1時半からは財務省東北財務局による「財政教育プログラム」を見学しました。

冒頭、私から中学生の皆さんにご挨拶をさせて頂きました。

つぎに、財務省東北財務局財務広報相談室の阿保辰巳さんから「自分の将来のために日本の未来を考える」と題した財政や社会保障などについての話を聞きました。

次に、中学生の皆さんはグループに分かれ、「予算案のテーマ」を考えるとともに、歳出予算の年金、医療、介護、子ども・子育て、地方への交付金、公共事業、防衛、教育、その他と、歳入予算の所得税、消費税、法人税、その他の税収(ガソリン・酒・たばこなど)の各項目について、増額、現状維持、減額を選び、増額や減額の場合には何パーセント変えるのか、理由を添えて書き込んでいきました。


グループワークの途中に、全国国立大学付属学校PTA連合会の神余(かなまる)智夫会長、呉本啓郎直前会長、板倉雄一郎監事、田口智之理事の4名の皆様から、財政教育プログラム発足や全国展開に関してご協力を頂いてきた経緯についてお話を伺いました。


午後2時半には、会場に戻り、各グループで行われた発表を聞いて回りました。それぞれ、歳入と歳出のそれぞれの項目の増減をどうするのか、きちんとした考えに基づいて書かれているのが素晴らしいと思いました。さらに、代表の生徒による発表を聞きました。


グループワーク終了後には、全員での記念撮影が行われました。私も生徒の皆さんの真ん中に入って撮ってもらいました。


午後3時20分からは、中学校の部屋をお借りして、「これからの『お金』の教育」をテーマに、「車座ふるさとトーク」が開催されました。

会場には、地元選出の衆議院議員木村次郎先生もオブザーバーとしてご出席いただき、ご挨拶を頂きました。

はじめに、私からご挨拶と金融経済教育の重要性や現在の取組状況などについてお話をさせて頂きました。

次に、出席者の皆様からご意見を伺いました。本日、出席してくださったのは、中学生の皆さん、地域の保護者の皆様、教育関係者の皆様、地域で活躍されている方など13名で、それぞれの方からご意見を頂き、私からも発言をさせて頂きました。

デジタル時代に対応した高齢者の方々への金融教育の必要性、クレジットカードやローン、奨学金の仕組みなど、これから成人する子どもたちへの実践的な金融教育の重要性、WEB授業など、学校の先生の負担を増やさず金融教育ができる仕組みの構築、さまざまな金融商品の情報を伝え、健全な投資の判断ができるような金融教育の実現など、大変重要なご意見やご指摘を頂くことが出来ました。

金融教育を受けているのは、まだ一部の人たちにとどまっています。多くの人に必要な情報が届けられるよう、頂いたご意見を踏まえながら取り組んでいきたいと思います。


(青森銀行で、様々取組についてのお話を伺っているところです。)


(お話を伺った青森銀行の皆様と記念撮影をさせて頂きました。)


(道の駅なみおかアップルヒルには見事なリンゴが並んでいました。)


(弘前大学教育学部付属中学校で行われた財政教育プログラムの冒頭に、ご挨拶をしているところです。)


(財務省東北財務局財務広報相談室の阿保辰巳さんのお話を聞いているところです。)


(全国国立大学付属学校PTA連合会の皆様からお話を伺っているところです。)


(右から、全国国立大学付属学校PTA連合会の神余(かなまる)智夫会長、私、呉本啓郎直前会長、板倉雄一郎監事です。)


(会場で、それぞれのグループの皆さんの発表を聞いて歩きました。)


(最後に、全員での記念撮影に参加しました。)


(上の写真の中央部の拡大です。私も中学生の皆さんの中に入って写真を撮らせていただきました。)


(車座ふるさとトークの冒頭に、地元の衆議院議員木村次郎先生(写真左)からご挨拶を頂いているところです。)


(車座ふるさとトークで皆様からご意見を伺っているところです。)


(本日ご参加いただいた13名の皆様と記念撮影をしました。皆様、誠にありがとうございました。)


(オブザーバーとして最後までご参加くださった木村次郎先生と記念撮影をしました。)


(青森空港で、金融庁の本田幸一秘書官と、本日の出張をサポート頂いた財務省総務調整企画室の中西佳子室長と記念撮影をしました。中西さんは、私が財務副大臣を務めた際に、秘書官としてお世話になった方です。)


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  • 宮下 一郎(みやした いちろう)
    昭和33年8月1日生まれ。妻、長女、長男との4人家族。
    趣味は手品(子どもの頃からの趣味でレパートリーは百数十種類に及ぶ)
    写真撮影 (家族写真、特に子どもの写真を多く撮影)
    映画鑑賞(高校時代には映画制作に熱中。黒澤明監督作品のファン)
    座右の銘は 「誠実」「着眼大局 着手小局 (Think globally, Act locally)」

  • 略 歴

    昭和58年東京大学経済学部卒 住友銀行入行
    平成3~8年大臣秘書官(防衛庁、環境庁、厚生省)
    平成15年衆院議員初当選
    平成19年財務大臣政務官
    平成24年自民党経済産業部会長
    平成26年財務副大臣
    平成28年衆議院財務金融委員長
    令和元年内閣府副大臣
    令和2年自民党農林部会長
    令和5年農林水産大臣
  • https://m-ichiro.jp
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