12月19日は、午後4時半から「農林役員会」に出席しました。
本日は「平成29年度農林水産関係予算」と「日EU・EPA交渉(農林水産関係)の状況」について農林水産省より説明を受け、質疑を行いました。
午後5時からは、「農林・食料戦略調査会 農林部会 合同会議」に出席しました。
本日は、西川調査会長のご挨拶の後、農水省より予算の概要について説明がありました。
引き続き、山本有二農林水産大臣から、本日の麻生太郎財務大臣との折衝の結果についてのご説明があり、酪農家の労働負担軽減に向けた緊急対策に60億円の新規予算を獲得するとともに、「農泊」の推進などによる農山漁村の振興に関し、交付金を80億円から101億円へ増額することが決定したとのご報告がありました。
結果として、平成29年度農林水産関係予算の総額は、2兆3071億円となり、人件費の当然減を除けば実質で43億円の増額となりました。
また、農業農村整備事業(土地改良関係事業)予算は、平成28年度補正予算との合計で、民主党による予算削減前の平成21年度予算5772億円の水準まで回復させることができました。
また、この予算の中には、私が委員長を務める「中山間地農業を元気にする委員会」で取りまとめた中山間地特別支援対策(中山間地農業ルネッサンス事業)の400億円も含まれています。
大臣のご挨拶に引き続き、JA全中の奥野長衛会長、全国農業会議所の松本広太専務理事、全国土地改良事業団体連合会の高貝久遠副会長、日本林業協会の前田直登会長からお礼のご挨拶を頂き、最後に西川公也調査会長からご挨拶を頂きました。
次に、「日EU・EPA交渉(農林水産関係)の状況」について、外務省と農林水産省より説明を受け、質疑を行いました。
「日EUでの農林水産分野での合意内容はTPPでの合意を超えるものであってはならない。」「できる限りの情報公開をすべき」など、活発な意見が出されました。
(農林役員会での西川農林・食料戦略調査会長からのご挨拶です。)
(農林関係合同会議での西川調査会長からのご挨拶です。)
(山本有二農林水産大臣から、大臣折衝の結果報告を含めたご挨拶を頂きました。)