3月16日は、午前7時50分から衆議院財務金融委員会理事会が開催され、本日の議事についての確認を行いました。
午前8時からは委員会が開催されました。
本日は、まず麻生財務大臣より「関税定率法の一部を改正する法律案」の提案理由説明を聴取し、質疑をおこないました。質疑終局の後、採決を行い、賛成総員で可決しました。なお、付帯決議については、賛成多数で可決しました。
引き続き、黒田東彦日本銀行総裁より「通貨及び金融の調節に関する報告書」について説明を聴取し、質疑を行いました。金融政策を中心に、充実した質疑が行われました。
正午からは、「畜産・酪農対策小委員会」に出席しました。
本日は、前回に要望のあった資料について農林水産省より説明を受けた後、畜産・酪農の生産者(法人)の皆様よりヒアリングを行いました。先進的な取り組みや具体的な課題について学ぶことができました。
午後3時からは、「農林水産流通・消費対策委員会」に出席しました。
本日は、「グルテンゼロ米粉製品の製造等に係るヒアリング」として、グリコ栄養食品、プリマハム、国立医薬品食品衛生研究所、小林製麺の皆様からお話を伺いました。
海外での「グルテンフリー」製品は、20ppm未満のグルテンを含む可能性があること、小麦アレルギーの方に向けたグルテンゼロ(検出限界以下)米粉製品の市場開拓の可能性が大きいことなどを学びました。
午後4時からは、「国家戦略本部」に出席しました。
本日は、東京大学大学院情報学環教授の坂村健先生を講師にお迎えし、「2030年に向けた教育のあり方と課題について」と題したお話を伺いました。
オープン化、ネットワーク化によりチャレンジを増やす環境を創ることによって独創性を活かすことが重要であること、人工知能やロボットの進化に従い、従来の人間の仕事が取って代わられることが多くなるため、再教育が重要となること、子どもの頃からのIT教育が必要であることなど、貴重なご提言を頂きました。
(衆議院財務金融委員会で、麻生財務大臣より関税定率法についての趣旨説明を聴取しているところです。)
(麻生太郎財務大臣からは、各委員からの質問に対し的確なご答弁を頂きました。)
(関税定率法改正案は、採決の結果、起立総員で可決されました。)
(委員会の後半は、黒田日本銀行総裁に対する質疑が中心となりました。)
(財務金融委員会の議事日程です。)
(畜産・酪農小委員会での小泉農林部会長からのご挨拶です。)
(農林水産流通・消費対策委員会での山本拓委員長からのご挨拶です。)
(国家戦略本部で講演される坂村健先生(写真中央)です。)