10月27日は、午前10時半から11時過ぎにかけて、駒ヶ根市立東伊那小学校、伊那市立美篶(みすず)小学校、飯田市立丸山小学校の皆さんが国会見学に来られました。
私から、国会の役割等についてご説明をするとともに、皆さんのこれからの活躍に期待します、とご挨拶をしました。丸山小学校の皆様の見学の際には、参議院議員吉田博美先生も駆けつけて下さり、お話を頂きました。
見学に向かう皆さん一人一人と握手をしてお送りをしました。
午後12時半からは、超党派の「身体障害者補助犬を推進する議員の会」の有志メンバーで、羽田空港を視察しました。
参加したのは、会長の尾辻秀久先生(自民)、幹事長の田村憲久先生(自民)、幹事の山本幸三先生(自民)と山口和之先生(元気)、事務局長の阿部知子先生(民主)、メンバーの石田昌宏先生(自民)、工藤彰三先生(自民)、私です。
始めに、動物検疫所の方から検疫制度についての説明を受け、引き続き、身体障害者の方が入国する動線に従って現場を歩きながら、検疫を含む入国手続きについてお話を伺いました。
午後1時半からは、東京国際空港ターミナル株式会社の皆様から、空港内の案内表示や、障害者用のトイレ、補助犬用のトイレなどのユニバーサルデザインについて、説明を受けました。
午後2時半からは、航空会社等の皆様などに向けて開催された「補助犬受入セミナー」に参加しました。
始めに、日本身体障害者補助犬学会理事の高柳友子先生より、補助犬法と補助犬の社会参加をテーマにお話を伺い、引き続き、介助犬ユーザーである佐藤美樹さんから、介助犬「いろは」のお陰でどこにでも出かけられるようになり、今は全国を飛び歩きながら公演活動などをされているとのお話をお聞きしました。
午後3時半ごろから、盲導犬「エース」による道の誘導のデモンストレーションを見せて頂きました。曲がり角を教える、障害物をよける、段差を教えるなどをきちんと行う姿に感動しました。
引き続き、介助犬「チャロ」による、落し物を拾う、靴と靴下を脱がす、冷蔵庫の中からペットボトルを出して届ける、携帯電話を探して届ける、などのデモンストレーションを見せて頂きました。
さらに、聴導犬によるデモとして、タイマーが鳴ったのを知らせる、インターホンが鳴ったことを聞いて案内する、目ざまし時計の音を聞いて寝ているユーザーを起こす、などのデモンストレーションを見せて頂きました。
補助犬の重要性と、多くの方々にその存在を知って頂き、皆で障害者の皆さんをサポートする社会を実現することが大切であることを感じました。
(駒ヶ根市立東伊那小学校に国会の役割について説明しているところです。)
(伊那市立美篶(みすず)小学校の皆さんにも、夢・努力・友情を大切に頑張ってください、とお話しました。)
(飯田市立丸山小学校が来られた際には、参議院議員吉田博美先生からもご挨拶を頂きました。)
(羽田空港CIQ棟の会議室で、議連の尾辻秀久会長よりご挨拶を頂いているところです。)
(介助犬を連れて入国する際の手続きについてデモンストレーションをして頂きました。)
(空港ビルのユニバーサルデザインの一例として、スマートフォンのアプリで言語をしてしておき、地図や商品カタログにかざすと、指定した言語で見ることが出来るシステムのデモを見せて頂きました。)
(ユニバーサルデザインのトイレに引き続き、補助犬専用トイレについても見学しました。)
(セミナーの始めに、日本身体障害者補助犬学会理事の高柳友子先生よりお話を頂きました。)
(介助犬「いろは」とともに、全国で講演活動などをされている佐藤美樹さんからお話を伺いました。)
(盲導犬「エース」による道の誘導のデモンストレーションです。交差点で左にも道がある時は、少し左を向いて止まります。)
(介助犬「チャロ」による、様々なデモンストレーションを見せて頂きました。介助犬にとってはそれぞれがゲーム感覚で、うまく出来た時に誉めてもらえるのがうれしいのだそうです。)
(聴導犬が目覚まし時計の音を聞いて飼い主を起こしているところです。はじめは横から首のあたりを触ったりしていますが、起きないと、最後は布団の上に馬乗りになって一生懸命に起こします。かわいいです。)
(セミナー終了後に、佐藤美樹さんと介助犬「いろは」を囲んで記念撮影をしました。)