9月7日は、自由民主党「農民の健康を創る会」北海道視察の2日目。
午前8時にホテルを出発し、近くにある「博物館 網走監獄」を見学しました。登録有形文化財の五翼放射状平屋舎房では、監視のための様々な工夫や、脱獄犯の話などを聞くことができました。
監獄歴史館では、中央道開削工事220kmのうち、163kmを囚人がつくったこと、通常の4倍のスピードで約8カ月で完成させたものの、過酷な労働環境のため、携わった1115人のうち、211人が無くなったことなどを知りました。
その後、網走湖、能取湖、サロマ湖などを通りながら、遠軽町に向かいました。
午前11時からは、JA北海道厚生連 遠軽厚生病院の会議室で、矢吹英彦院長より病院の概要と産科医の欠員による産科の閉鎖の経緯などについてお話をお聞きし、意見交換を行いました。
改めて、遠軽厚生病院が当医療圏における中核病院であり、そこでの出産が出来なくなることの影響の大きさを実感しました。厚生労働省、農林水産省と連携しながら、問題解決に努力することをお誓いしました。
懇談会終了後、昼食をとり、女満別空港から羽田に戻りました。2日間にわたり、オホーツク地域の医療提供体制の課題を直接学ぶことが出来た視察でした。
(ホテルの部屋から見た朝の風景です。お陰様で、良い天気に恵まれました。)
(「博物館 網走監獄」の正門前での記念写真です。)
(網走監獄のガイドマップです。)
(監獄歴史館に展示されていた中央道開削工事についてのパネルです。)
(遠軽町に向かう途中の道の駅周辺に植えられていたひまわりです。)
(バスの中から撮影。干し草のロールが現代アートのように置かれていました。)
(遠軽厚生病院における意見交換会での宮越光寛会長からのご挨拶です。)
(改めて、矢吹英彦院長先生より、お話を伺い、意見交換を行いました。)