6月5日は、午前8時から「地方創生実行統合本部」に出席しました。
本日は、内閣官房より「地方創生の深化と新型交付金の創設」と「東京圏の高齢化と少子化」について説明を受け、引き続き日本郵便株式会社の淵江淳執行役員から「地方創生における郵便局の役割と取組み」についてお話をお聞きし、質疑を行いました。
私からは、東京で現役をリタイアした人に、元気なうちに地方に移住してもらうことは必要だが、その人が医療や介護サービスを利用するようになった時に移住先の自治体の財政負担が急激に増えるという課題を解決するための財政調整などの制度の整備が必要であること、郵便局には、行政のワンストップ窓口機能や地域の高齢者の見守り機能などの強化を通じて、地方創生にさらに大きな役割を果たして欲しいことを意見として申し上げました。
午前11時からは、青山葬儀所で執り行われた故町村信孝先生の告別式に出席しました。
安倍晋三総裁、細田博之先生、大島理森先生の弔辞により、改めて町村先生の御功績や頂いたご恩の大きさを感じました。
ご焼香の際に町村先生の柔らかな笑顔の御遺影を見上げた時には、懐かしいお声で「がんばれよ」とやさしく声をかけていただいたように感じました。
悲しみは尽きませんが、先生のご遺徳を胸に、頑張ってまいります。
午後3時からは、「日本酒造組合中央大会 第62回通常紹介」に財務副大臣の立場で出席し、中国ご出張のため欠席された麻生財務大臣からの祝辞を代読しました。
清酒、本格焼酎・泡盛及びみりんは、我が国の伝統的な國酒であり、酒造業は地場産業の中核として、地方創生の観点からも重要な存在です。
日本産酒類の輸出も好調です。さらに促進の為の環境整備を図るとともに、酒類業界の健全な発展を支援する為に、財務省としても努力してまいります。
(「地方創生実行統合本部」での河村健夫本部長からのご挨拶です。)
(日本酒造組合中央大会で祝辞を述べているところです。)