10月27日は、御法川財務副大臣、竹谷財務大臣政務官とともに、大阪の造幣局で開催された「第143次製造貨幣大試験」と、市内のホテルで開催された関西経済団体との意見交換会に出席しました。
製造貨幣大試験は、造幣局が製造する貨幣の量目(重さ)を検査するため、毎年造幣局において財務大臣が執行する行事です。造幣局創業の翌年の明治5年に第1回が実施され、今年は143回目にあたります。
午前11時半から開催された製造貨幣大試験では、中原理財局長による開始宣言、国歌斉唱に引き続き、試験貨幣開封・選定を行い、副大臣と政務官の3人で試験対象の地方自治法施行60年記念1000円貨幣の中から、10枚を任意に選びました。
次に、500円以下の貨幣を1000枚ずつ天秤ばかりで図る試験を視察し、さらに選定した貨幣を1枚ごとに電子天秤で計測するところを視察ならびに自らも計測をしました。
全ての種類の貨幣の計測が終了後、執行結果の発表と報告がなされ、これを受けて、私が執行官として執行結果確認宣言と挨拶を行いました。貨幣の製造の重要性を再認識した行事でした。
正午からは、造幣局内の食堂で立食形式で祝賀パーティーが開催されました。
午後1時15分からは、大阪市内のホテルで開催された関西経済団体との意見交換会に出席しました。
始めに大阪商工会議所の倉持治夫副会頭から開会にあたってのご挨拶を頂き、引き続き、私と御法川副大臣、竹谷政務官からご挨拶を申し上げました。
その後、関西経済連合会の沖原隆宗副会長、関西経済同友会の加藤貞男代表幹事、大阪商工会議所の北修爾税制委員長、関西経済同友会の更家悠介常任幹事からご発言を頂きました。
皆様のご発言を受けて、私から所見を申し上げ、さらに意見交換が行われました。
地方創生や法人税改革、中小企業支援、聖域なき歳出見直しやリニア新幹線など、様々な論点について建設的な意見交換ができました。
午後2時半からは、ホテル内で記者会見が行われました。
消費税についての考え方、本日の意見交換の内容、リニアへの対応などについて質問が出され、私と御法川副大臣から回答を行いました。
(製造貨幣大試験で、試験対象の1000円貨幣の中から、10枚を選んでいるところです。)
(私も、天秤ばかりでの計測を体験しました。)
(選定した貨幣を1枚ごとにはかる電子天秤での計測も体験しました。)
(貨幣の種類ごとに法定量目との差が報告され、すべて規定範囲内に入っていることが確認されました。)
(報告を受け、私が執行官として「執行結果確認宣言」を行いました。)
(関西経済団体との意見交換会での大阪商工会議所の倉持治夫副会頭からのご挨拶です。)
(私からも、懇談会開催の御礼を含めたご挨拶を申し上げました。)
(御法川副大臣、竹谷政務官とともに記者会見に臨みました。)