1月22日は、午前8時から「日本経済再生本部」に出席しました。本日の議題は、「国家戦略特区の状況について」です。
本日は、国家戦略特区諮問会議民間委員でもある大阪大学招聘教授の八田達夫先生から、お話をお聞きし、質疑を行いました。
国家戦略特区は、これまでの特区では十分な改革が実現できなかった規制に対し、やる気のある人・企業・自治体が主体となって、これを突破する先行モデルを実現し、新たな経済成長の実現を図ることを目的としています。
3月末までに、地域指定などを行い、4月から実際の立ち上げを行うことを目指しています。新たな取り組みが成果を上げられるよう、早急に準備していくことが求められています。
午前9時半には、松川町の深津徹町長、大鹿村の柳島貞康村長、平谷村の小池正充村長、売木村の清水秀樹村長、高森町の熊谷元尋町長が議員会館をお尋ねくださいました。
皆様とさまざまな課題について懇談をさせていただき、特に、リニア中央新幹線や三遠南信自動車道開通に向けて、必要な道路交通網整備をしっかり進めていくべきだとの認識を深くしました。
午前10時過ぎには、「社会保障制度に関する特命委員会・厚生労働部会合同会議」に出席しました。
本日の議題は、「医療・介護の制度改正について」であり、特に「医療事故に関する調査の仕組み」、「医療・介護従事者の確保」、「特定行為に係る看護師の研修制度の創設」、「一定以上所得者の自己負担の引き上げ」、「歯科技工士国家試験の全国統一化」などについて、原案の説明を受け、質疑応答を行いました。多くの先生方から、現場の実態を踏まえた貴重な意見が多く出され、充実した審議となりました。
午前11時からは、「経済産業部会」に出席しました。本日の議事は、「第186回国会(常会)経済産業省提出予定法案について」です。
経済産業省から、7件の新規の法律と、1件の継続案件について説明があり、質疑応答を行いました。
特に、「中心市街地の活性化に関する法律の一部を改正する法律案」、「小規模企業振興基本法案」、「商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律の一部を改正する法律案」などについて多くの意見が出されました。
私からも、高齢化社会に対応した、新たなまちづくりの観点を加え、中心市街地の活性化を目指すべきこと、商工会や商工会議所の皆様には、様々な施策を地域の企業経営者に伝え、アドバイスする役割も担ってもらうべきこと、などについて意見を申し上げました。
いよいよ通常国会がスタートします。経済産業委員会の理事としても、法案成立に努力してまいります。
正午からは、約2時間にわたり、「自民党建築設計議員連盟 設計監理等適正化勉強会」が開催されました。
建築士関係の3団体の皆様から、設計・工事監理の業の適正化や、建築主等への情報開示の充実、建築士免許証明書の改善などについて提案があり、質疑応答を行いました。
今後、現場で活躍している皆様からのヒアリングなども行い、それぞれの提案項目について、必要性やあるべき改革のありかたなどについて、さらに検討していくこととなりました。
私自身も、建築士の先生方の仕事がきちんと評価され、ご活躍頂ける環境を整備するために、努力してまいります。
(「日本経済再生本部」での塩崎恭久本部長代行からのご挨拶です。)
(下伊那郡の町村長の皆様と、様々な課題について意見交換をさせて頂きました。)
(「経済産業部会」における山際大志郎部会長からのご挨拶です。)
(「自民党建築設計議員連盟」での山本有二会長からのご挨拶です。)
(私からは、報酬水準の適正化や免許証のあるべき姿などについて意見と質問を申し上げました。)