12月11日は、午前8時から「安全保障調査会・外交部会・国防部会 合同会議」に出席しました。
「国家安全保障戦略」並びに「平成26年度以降に係る防衛計画の大綱」、「中期防衛力整備計画(平成26年度~平成30年度)」について、概要の説明を受けました。国際情勢の変化に対応し、様々な角度から新たな防衛力の整備を行うことが必要であることを再認識しました。
午前8時半からは「農林役員会・森林吸収源対策検討チーム合同会議」に出席し、税制改正大綱における記述の案文などについて審議を行いました。
午前9時半からは、「政調全体会議」に出席しました。平成26年度予算編成の基本方針について、質疑応答を行いました。私からは、「地球環境への貢献」の項に、森林吸収源対策を盛り込むよう主張しました。
午前11時からは、「農林水産業・地域の活力創造本部」に出席しました。
本部長である石破茂幹事長よりご挨拶を頂いた後、昨日政府が決定した「農林水産業・地域の活力創造プラン」について、党内の意見を踏まえて修正された部分の紹介も含め、概要について説明があり、質疑応答を行いました。
国内外の需要の拡大、需要と供給をつなぐバリューチェーンの構築、生産現場の強化、農村の多面的機能の維持・発展を4つの柱として、政策を再構築し、「強い農林水産業」と「美しく活力ある農山漁村」を作り上げることを目指したものとなっています。その実現に向けて、頑張らなければとの思いを強くしました。
正午からは、「経済産業部会・税制勉強会」に出席しました。車体課税や地球温暖化対策税の動向などについて報告を受け、本日の税制調査会小委員会への対応について協議を行いました。
午後12時半からは「生殖補助医療に関するPT」に出席しました。
日本医師会常務理事の今村定臣先生と、NPO法人Fineの松本亜樹子理事長から、生殖補助医療の現状と問題についてヒアリングし、意見交換を行いました。生殖補助医療の技術が高度化している現在、ガイドラインの作成などを通じて、あるべき医療の姿を考えていくことが大切であることを感じました。
午後2時からは、「税制調査会 小委員会」に出席しました。地方法人課税の偏在是正、沖縄税制、車体課税などについて最終処理案が示され、質疑が行われました。
特に車体課税については、来年四月の消費税率引き上げによるダメージをグリーン化減税により軽減した案になっています。再来年4月以降に購入した新車に対し軽自動車税の引き上げが行われることに対しては異論も多く出されましたが、最終的に、自動車議連会長でもある額賀福志郎小委員長が経緯や考え方について説明をされ、原案の通り了承されました。
また、森林吸収源対策の財源問題については、経済産業、総務、環境、農林の各部会長が協議を行い、税制改正大綱に書き込む文書の調整を行うこととなりました。
午後4時には、「児童の擁護と未来を考える議員連盟」のメンバーで財務省の香川主計局長を訪ね、「児童養護の予算の充実を求める決議」をお渡しし、児童養護施策の充実を要請しました。
私からは、子育て支援施策の一環で保育園の保母さんに給付の上乗せがあったにもかかわらず、児童養護施設や乳児院などで働く職員の皆様の処遇改善が行われていない現状を踏まえ、そうした面からも施策の充実をお願いしました。
午後4時半からは、「国家戦略本部 「2030年の日本」検討・対策プロジェクト 第4回勉強会」に出席しました。
本日は、科学技術振興機構低炭素社会戦略センター副センター長の山田興一先生を講師にお招きし、「2050年へ向けた2030年の電源」と題したお話をお聞きしました。
環境と経済が両立する電源構成構築へ向けて、再生エネルギー関連技術の発展見通しや2030年以降の電源コストやCO2排出量などについて、一定の前提をおいた長期的な視点からシミュレーションした姿について提示を頂きました。日本が2050年におけるCO2の80%削減という大目標に向かっていく道筋の一つを示して下さった、貴重なご提言でした。
(「安全保障調査会・外交部会・国防部会 合同会議」で「防衛計画の大綱」などについて説明を聞いているところです。)
(「農林役員会・森林吸収源対策検討チーム合同会議」での質疑の様子です。)
(「農林水産業・地域の活力創造本部」での石破本部長からのご挨拶です。)
(「経済産業部会・税制勉強会」で、税制の状況について経済産業省より説明を受けているところです。)
(「生殖補助医療に関するPT」において講演されている今村定臣先生(スクリーンの手前右側)です。)
(「税制調査会 小委員会」でご挨拶される額賀福志郎小委員長です。)
(「児童の擁護と未来を考える議員連盟」の塩崎恭久会長から財務省の香川主計局長に決議文をお渡ししました。)
(「国家戦略本部 「2030年の日本」検討・対策プロジェクト 第4回勉強会」で講演される山田興一先生(スクリーンの右)です。)