5月8日は、午前8時から「IT戦略特命委員会」に出席しました。
本日は、「新たなICT戦略に関する提言(案)」についてです。
この提言案は、これまで10年にわたって積み重ねてきた検討をベースに、新政権のICT戦略策定に対して提言を行うもので、国土強靭化、情報セキュリティ、農業、テレワーク(雇用)、医療、電子政府の6分野について提言しています。
私は、農業分野でのICT活用に、林業を含めること、国土強靭化の重要インフラでのICT活用に、ITSを盛り込むこと、電子政府の推進の際に、金融機関取引におけるペーパーレス化を図ることを提案しました。
ICTを活用した経済社会システムの構築は、これからの成長戦略の重要な柱です。提言の実現に向け、スピード感を持って努力することが必要だと感じました。
午前9時からは、「超党派『山の日』制定議員連盟総会」に出席しました。
本日は、内閣府から「我が国の祝日、国民の祝日に関する法律について」、国土交通省から「海の日制定経緯について」、警察庁から「山岳遭難者の捜索・救助について」、それぞれヒアリングを行いました。
特に、海の日制定までの経緯を知り、国民的な運動にしていくことの重要性を強く感じました。
正午からは、「文部科学部会」に出席しました。本日は、「いじめ防止対策推進法案」について、馳浩PT座長より概要の説明を伺い、質疑応答を行いました。
法律の趣旨を生かすために、学校、教育委員会、児童相談所、法務局、警察、地方公共団体、そして国がそれぞれ連携をしながら、きちんと役割をはたしていくことが重要であることを感じました。
午後12時半からは、「きんさんぎんさん勉強会」に出席しました。
本日は、SCSK株式会社の上席執行役員である中谷光一郎人事グループ長から、社内における禁煙とウォーキングのキャンペーンの実施状況についてお聞きするとともに、長野県川上村の藤原忠彦村長から、村の取り組みや現状についてお聞きしました。
藤原村長からは、川上村には、以下の4つの力があることを説明して頂きました。
1.「地域産業力」 レタスの出荷量62000トンで日本一(高原野菜農家の収入1200万円)、農業の後継者不足なし
2.「労働力」 地域内就業率93.7%、自宅就業率72.8%、女性就業率63.1%(県下1位)、完全失業率1.5%(県下最低)
3.「健康力」 (H23) 国保一人当たり年間医療費171177円(全国下から3番目)、国保加入率71.8%(日本一)
4.「老人力」 65歳以上の健康老人率 85.1%(うち、65~74歳では96.7%)、高齢者就業率47.6%
そのほか、自宅での看取り率40%、県下最低の医療費などを実現されています。
特に、藤原村長の「健康・福祉に力をいれた結果、生産力があがった。」との言葉が印象的でした。皆が元気に働ける環境を整えることの重要性を感じました。
午後2時からは、「衆議院経済産業委員会 理事懇談会」に出席しました。
本日は、まず「消費税転嫁を阻害する表示に関する考え方」について、内閣府の亀岡政務官から説明を受け、これにより小売店での広告宣伝においては、「消費税」の値引きや還元であることが明らかでなければ、単なる「3%値下げ」などの表現は禁止されないことが明確になりました。
また、次回以降の委員会日程についての協議が行われた他、明日お見えになるドイツ連邦議会経済技術委員会の皆様との面会に関連した説明を受けました。
その後は、議員会館において、農水省と果樹の凍霜害被害への対応策について議論したり、様々な来客の皆様とお会いしました。
午後7時からは、衆議院赤坂宿舎で開催された「赤坂 自民亭」に参加しました。
今日は、野田聖子総務会長、古谷圭司大臣を囲み、様々なお話をすることができました。若手の議員の皆様とも、意見交換ができ、とても楽しいひと時でした。
世話人を務めてくださっている先生方に心から感謝を申し上げます。
(「IT戦略特命委員会」であいさつされる平井たくや委員長です。)
(これが、提言書の要約版と全体版、会議の式次第です。)
(「山の日」制定議連での衛藤征士郎会長からのご挨拶です。)
(「山の日」議連での丸川珠代先生とのツーショット。吉田博美先生が撮ってくださいました。)
(文部科学委員会での水落部会長からのご挨拶です。)
(「きんさんぎんさん勉強会」での上川陽子先生からの開会のご挨拶です。)
(会議の後、ご講演を頂いた藤原忠彦川上村長、小松裕先生とともに記念撮影をしました。)
(「赤坂 自民亭」で古谷圭司大臣を囲んで。)
(野田聖子総務会長を囲んでの1枚です。とても楽しいひとときでした。)