本日(10/18)は、朝6時から駒ヶ根市で開催された「伊南倫理法人会モーニングセミナー」に出席しました。
昨晩にご講演頂いた有限会社かふね会長の熊谷加舟さんから、さらにお話をお伺いできるとのことで、早起きして駒ヶ根商工会館に向かいました。
到着早々、石田会長から、メインの講演の前の3分間の会員スピーチのご指名を頂き、スピーチをさせて頂きました。
この3年数カ月、倫理法人会を始めとする様々な方にお会いするご縁を頂き、人生における宝物を得た思いであり、「苦難は幸福の門」という言葉を実感していることを中心にお話をしました。
メインの講演では、熊谷加舟さんからは、戦前から今日に至るまでの、様々なご苦労と、それをどのように乗り越えてきたかというお話を伺いました。
特に、ご自身のお二人のお子さんに加え、上村や南信濃村の高校へ行けない子どもたち5人を預かって育て上げたこと、ご主人が無くなって借金を抱え、その後再出発して平成5年に酒屋さんを開業、さらに介護保険制度のスタートに合わせて平成12年にヘルパーステーションを開いた事など、ご苦労をしながらも常に人のために努力されてきた姿に感動しました。
その中で、
「良いことを人にすすめることで、その本当の意味が分かり、信念をつくる。」
「否定的な言葉は忘れた。不平不満を聴いても、それをまず「そうだね。」と受け止め相手の心に入っていき、「何かいい方法はないか。」とともに考える。」
「年をとって幼なに帰っていくのは、命のお返しをする前の段階。皆さんに「ここにきて良かった」と言ってもらえるように、コーヒータイムや歌の時間等、楽しい時間を過ごせるように努力している。」
「今日もきっといいことがあると3回言ってご先祖様に祈ると気持ちが明るくなる。」
など、数々の素晴らしい言葉を頂きました。
熊谷加舟さんは、まさに人生の達人というにふさわしい方です。これからもお体に気をつけて、さらにご活躍を頂きたいと思います。
(熊谷さんの温かなお人柄を感じる素晴らしいお話でした。本当にありがとうございました。)
(会の後、記念写真を撮らせていただきました。今後益々のご活躍をお祈りします。)