坂本哲志農林水産大臣による、伊那市と南箕輪村で行われた農業水利施設の保全や農村活性化等の取組に関する視察へ同行しました。
はじめに、昼食会場である伊那市高遠町の「高遠そば壱刻」で大臣と合流し、名物の高遠蕎麦の食べ方で頂く「入野谷在来蕎麦」と「暑中信州寒晒蕎麦」を頂きました。
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食後の記念写真です。右から、伊那市の白鳥孝市長、坂本哲志農林水産大臣、壱刻の山根健司店主、私、関昇一郎副知事です。
次に、そば文化の歴史や魅力を発信する「高遠そば博物館」を視察しました。現地では、信州大学の井上直人名誉教授から、信州そばの歴史や取組等について説明を頂きました。
「信州高遠ジビエ加工センター」では、信州高遠ジビエセンターの藤川昌樹センター長から、シカの処理加工作業の流れや設立経緯、販路等について説明を受けました。
続けて、「LURAの会」圃場視察を行いました。LURAの会は、農作物を協同で育て、面積当たりで収穫した作物を受取る会員制の農場を運営され、第10回ディスカバー農山漁村の宝を受賞しました。
宇野俊輔代表から、設立の経緯や取組状況、圃場での営農状況について説明を頂き、意見交換を行いました。
宇野俊輔代表から圃場での営農の取組について説明を伺っているところです。
「上伊那森林組合木質バイオマスエネルギー工場」では、組合長の白鳥孝伊那市長からご挨拶を頂いた後に、ペレット製造設備の視察を行いました。
ショールームで、様々なタイプのペレットボイラーについて説明を受けました。
南箕輪村において、「国営かんがい排水事業伊那西部地区」の視察を行いました。
まず、「第一揚水樹場」では、長野県伊那西部土地改良区連合の赤沼利光理事長から取組状況や直面する課題、操作室・ポンプ室・吸水池に関する説明を頂き、意見交換を行いました。
続けて、「白鳥フルーツ農園」の視察を行い、白鳥勲代表から、りんごの高密植栽培の導入状況や新規就農里親支援制度による研修生の受入れ状況についてご説明頂き、意見交換を行いました。写真は、とれたての「シナノリップ」を試食させていただいているところです。
高密植栽培で育てられた「すわっこ」が赤く色づいていました。
伊那市西春近において「伊那食品工業株式会社」を訪問し、寒天を原料とした商品の研究開発状況や事業展開などについて塚越寛最高顧問と塚越英弘代表取締役社長からお話を伺いました。写真は、寒天の原料となる世界各地のテングサやオゴノリの展示の前での記念写真です。
モンテリイナのショップでは、かんてんぱぱ農園で、海藻由来の肥料「養土藻」を使って栽培された「養土藻米」がたくさん販売されていました。