11月18日は、午前10時から、飯田市の黒田人形浄瑠璃伝承館で開催された「第36回伊那人形芝居公演」の開会式に出席しました。
伊那人形芝居保存協議会の高田正男顧問からは、伊那谷には、かつて29の人形浄瑠璃があったが、今は古田人形、今田人形、早稲田人形、黒田人形の4座となっており、復活をめざす地域もあるとのお話がありました。
私からは、中学生や小学生の皆さんも伝統を受け継いでくださっていることを大変うれしく感じていることを申し上げ、皆様と共にこれからも人形浄瑠璃を地域の宝として応援していきましょう、とご挨拶をしました。
開会式に引き続き、古田人形芝居保存会の皆様による「三番叟」を鑑賞しました。昨年の黒田人形保存会の皆様による「寿式三番叟」とは舞台のしつらえも異なり、三番叟の違った魅力を感じることが出来ました。
午前11時からは、飯田市美術博物館で開催されている「第19回現代の創造展」を鑑賞しました。
日本画・洋画・工芸・書・彫刻・版画・コンテンポラリーの各分野の素晴らしい作品を見ることが出来、さらに作者の先生方からも、直接お話を伺うことが出来て、とても楽しいひと時でした。
午後1時には、飯田市座光寺で、長野県縦断駅伝の最終第22区を走るランナーを応援しました。先頭を走る上伊那の大蔵孝典選手や、通算4位となった飯田下伊那の伊藤洸介選手に大きな声で「がんばれ!」と声援を送りました。
午後2時からは、松川町役場で開催された「上下伊那農業委員会長と国会議員との農政懇談会」に参議院議員宮島喜文先生と共に出席しました。
始めに、上伊那農業委員会協議会の堺澤豊会長と、南信州農業委員会協議会の本田武司会長から、「第3回長野県農業委員会大会決議に基づく要請書」を頂きました。
引き続き、伊那市、大鹿村、中川村、豊丘村、箕輪町、辰野町、喬木村、南箕輪村、飯田市の農業委員長の皆様から、
「農地中間管理事業の推進に係る手続きの簡素化について」
「農業担い手支援策について」
「中山間地域等直接支払制度について」
「家族農業を守る仕組作りについて」
「農業者年金の保険料について」
「農業委員と農地利用最適化推進員について」
「農地法の規制緩和について」
「主要農産物種子法の廃止について」
「収入保険制度について」
の9項目についてご意見を伺い、私と宮島喜文先生からコメントをさせて頂きました。
2時間余りにわたり、大変充実した意見交換が出来ました。
午後5時からは、伊那市の羽広荘で開催された「第67回長野県縦断駅伝上伊那チーム反省慰労会」に出席しました。
中学生、高校生、大学生、一般から選抜された選手22名がタスキをつなぐ長野県縦断駅伝は昨日と、本日の2日間にわたって県内15チームの参加によって行われました。
この大会で上伊那チームは見事5年連続、通算38回目の優勝を果たしました。昨年は、1日目は3位で2日目に挽回をしたレースでしたが、今年は1日目もトップでの完全勝利でした。
私からは、皆様が、本日の優勝により当地域の皆様に元気を与えてくださったことに感謝を申し上げるとともに、今後の上伊那チームの益々の活躍をお祈りしてお祝いのご挨拶を申し上げました。
(伊那人形芝居公演の開会式でお祝いのご挨拶を申し上げているところです。)
(古田人形芝居保存会の皆様による「三番叟」です。)
(第19回現代の創造展の入り口で、ご案内を頂いた先生方と記念撮影をしました。)
(久保田寛人先生と、木材による久保田先生の作品「インサイド」です。)
(手塚俊尚先生と、手塚先生による日本画「ミュージアム」です。)
(大藏光彦先生と、大倉先生が染色をされた友禅訪問着「游」です。)
(飯田市美術博物館の建物の外にでると、紅葉の赤とイチョウの黄色、常緑樹の緑が並び、見事でした。)
(座光寺地区を走る上伊那の大蔵孝典選手です。)
(飯田下伊那の伊藤洸介選手です。)
(農政懇談会で要請書を頂いているところです。右から、上伊那農業委員会協議会の堺澤豊会長、私、参議院議員宮島喜文先生、南信州農業委員会協議会の本田武司会長です。)
(私からご挨拶を申し上げているところです。)
(ご挨拶をされる宮島喜文先生です。)
(第67回長野県縦断駅伝上伊那チーム反省慰労会で、優勝のお祝いのご挨拶を申し上げているところです。)
(皆さんと、記念撮影をしました。「来年に向けてさらにがんばるぞ!」)
(会場では、信濃毎日新聞の号外が配られました。)