9月27日は、早朝より東京駅を出発し、福島県東日本大震災被災地現地訪問のために福島県いわき市に向かいました。
午前10時45分からは、福島県漁業協同組合連合会の野崎哲代表理事会長をはじめとする皆様と意見交換をさせて頂きました。
私からは、ALPS処理水の海洋放出に伴う風評被害対策に取り組んで行くとともに漁業者の皆様が安心してなりわいを継続できるよう「水産業を守る政策パッケージ」の実施に全力を尽くしていくことをお誓い申し上げました。
午前11時15分からは、いわき市⼩名浜⿂市場の視察を行い、視察デッキや魚介類の検査室等のご案内を頂きました。
午前11時30分過ぎから、いわき・ら・ら・ミュウ内の海鮮市場通りの⼩名浜あおいちと、まるふと直売店を視察し、関係者の皆様から海産物の販売や観光客の状況などについてお話をお伺いすることが出来ました。
その後、「まさ常」にて昼食を頂きました。新鮮でボリューム満点の海鮮丼を堪能し、福島の海産物の魅力を感じることが出来ました。
午後には、バスで移動しながら、富岡町で実施されている⾥⼭再⽣事業の取組状況や、大熊町や双葉町の特定復興再⽣拠点区域等の視察を車窓より行いました。
午後2時30分過ぎからは、浪江町を訪問し、花き農家のNPO法人Jinの取り組みを拝見させて頂きました。
Jinの清水裕香里代表より営農状況についてご説明を頂くとともに、浪江町の吉田栄光町長と平本佳司町議会議長からは浪江町の復興・創生に向けた要望書を頂きました。
午後4時45分には、福島県庁にて内堀雅雄福島県知事を表敬訪問し、震災復興の取組やALPS処理水放出に係る風評被害対策、福島県の農林水産業の復興・再生などについて意見交換をさせて頂きました。
その後、ぶら下がりの会見にて、記者の皆様からの今回の福島県訪問に関する総括と受け止めに関する質問にお答えをさせて頂きました。
本日は、福島県の皆様の前向きなパワーを感じることができました。また、各地で様々なご意見をお聞きすることが出来、大変有意義なものとなりました。頂いたご意見をしっかりと受け止め、引き続き、現場の声を聞きながら、被災地の農林水産業の復興・再生に向けて、今後ともしっかりと取り組みを進めて参ります。
福島県漁業協同組合連合会の野崎哲代表理事会長をはじめとする皆様との意見交換会の冒頭に私からご挨拶を申し上げているところです。
意見交換会にご参加くださった皆様との記念写真です。
いわき市⼩名浜⿂市場の視察デッキから市場での魚の流れなどの説明を受けました。
魚介類の検査室で、セシウムの検査をするための事前処理の様子を見学しました。
小名浜水産加工工業協同組合の小野利仁組合長(左)と有限会社上野台商店の上野臺優代表取締役からお話を伺いました。
まるふと直売店では「処理水の風評被害は全く感じない。」とのお話を伺いました。
新鮮な常磐物の魚を手に記念撮影をしました。
お昼には、「まさ常」さんで、新鮮でボリューム満点の海鮮丼を頂きました。 #食べるぜニッポン
浪江町のNPO法人Jinにて取り組み状況のご説明を伺いました。左から、花座衛門の川村賢治さん、NPO法人Jinの清水裕香里代表、私、浪江町の吉田栄光町長、浪江町議会の平本佳司議長です。
浪江町の吉田栄光町長(右)と平本佳司町議会議長より「浪江町の復興・創生に向けた要望書」を頂きました。
福島県の内堀雅雄知事を表敬訪問しました。内堀知事は同じ長野県のご出身です。
福島県の農林水産業の復興・再生などについて意見交換をさせて頂きました。
会見で今回の福島県訪問の意義についてお答えをしているところです。