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政権構想会議と税財政の勉強会に出席しました

2009年12月3日 木曜日

本日(12/3)午後2時から2時間にわたって党本部において開催された「政権構想会議公開意見交換会」に出席しました。この会議は、谷垣総裁を議長、伊吹先生を座長とする会議で、これからの党の在り方を議論する場です。本日は、舛添先生が幹事として取りまとめた政党理念などについての討議メモをたたき台として、党の目指すべき姿などについて、多くの出席者から意見が出されました。

私も、「社会や日本の将来に対する国民の閉そく感が今回の選挙の大敗を招いたことを真摯に反省し、何を改めるかを明確にしないと、新たな政権の受け皿とはなりえない。その上で、成長戦略や安心できる社会保障の未来図を示すことにより、国民の支持を得ていかなければならない。」との趣旨の発言をさせていただきました。

危機意識に基づいた多くの建設的な意見があり、できればこうした議論を公開したほうがよかったのではないかと感じました。

その後、夜7時から9時すぎまで、「未来の日本の会」の勉強会に参加しました。この会は、若手議員を中心として、有識者を交えて日本の将来のあるべき姿、そこに至る政策などについて議論するもので、私も発足以来約2年にわたり、ほぼ欠かさず参加してきました。

本日は、慶應大学経済学部の土居丈朗教授をお迎えし、「我が国の経済と税制のあり方」という演題で約1時間御講演をいただいた後、質疑応答をさせていただきました。社会保障と税制の在り方、財政再建への道筋、日本の成長戦略などについて本当に充実した議論の時間をもつことができました。

改めて、日本がこの経済危機や社会保障に対する不安を乗り越えて持続可能な発展を遂げていくには、様々な改革を進めて経済の成長性を高めつつ、安心できる社会保障制度の構築を図ることが大切であることを再確認しました。



(政権構想会議座長の伊吹文明先生の挨拶。手前は町村先生の横顔です)

(勉強会のあと、土居先生と記念撮影。若手ながら素晴らしい見識をお持ちの方です)