衆議院議員 / 前農林水産大臣 宮下一郎
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宮下 一郎

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「衆議院東南アジア政治経済事情等調査議員団」視察2日目

2018年8月20日

本日は予算委員会理事メンバーによる視察の2日目です。

朝、ラオスのホテルで、朝食をとりながら引原 毅 大使から、本日の日程やラオスの現状などについてのお話を伺いました。

その後、フランスからの完全独立後1960年代に建設された「凱旋門」を視察しました。

建物の一番上まで階段で登り、ビエンチャン市内を一望しました。

次にタートルアン仏塔を視察しました。

1566年セタティラート王によって建立された塔で、毎年11月には国内最大のお祭りであるタートルアン祭が行われ、全国から1万人ものお坊さんがここに集結されるそうです。改めて、仏教を大切にするお国柄であることを実感しました。
次に、「Minnna no cafe(みんなのカフェ)」を視察しました。

ここは、日本のNGOであるADDP(アジアの障害者活動を支援する会)が設立した施設で、職業訓練の一環として障害者の皆さんが働いています。

本日は、参議院議員や衆議院議員として活躍された八代英太先生がお出迎えを下さいました。

八代先生は、この施設の設立や運営に長年関わり、ラオスには年間数回来られているとのことでした。

八代先生からご説明を頂きながら、美味しいアイスコーヒーと洋菓子を頂きました。

障害者の皆様のための教育施設を設立する構想についてもお話を伺いました。

ラオスの障害者の皆さんのために人生をかけて努力されている八代先生の姿に感銘を受けました。

次に、ハークケオ学園を視察しました。

日本人のご主人とラオス人の奥様が運営をされており、午前中はラオス語教育、午後は英語と日本語指導と特別活動を行っているそうです。
幼稚園、小学校、中学校があり、合計約470名が在籍されているそうです。

中学生の日本語の授業を見学させて頂きましたが、ラオスについて、わかりやすい日本語で発表して下さり、感心をしました。

次に、首相府で、トンルン・シースリット首相を表敬訪問しました。

トンルン首相は、大変親日的な方で、最近でも2015年、2017年、2018年とほぼ毎年、訪日してくださっています。
また、日本ラオス友好議員連盟の会長である河村委員長とも親しい間柄であり、お二人の会談を通じて、両国の信頼関係の厚さを再認識しました。

お昼過ぎには、大使公邸において、ラオス日本友好議連の先生方やラオスの要人の皆様との昼食会が開催されました。

ラオスの国会や政治体制を含め、さまざまなお話を伺うことができ、とても楽しく有意義な昼食会でした。

午後にビエンチャン空港で、京都市から贈られた中古の市バスを見学しました。

このバスをはじめとする34台のバスは、JICAが実施しているプロジェクト「バス公社能力改善プレジェクトフェーズ2」で活用され、バスの位置情報をスマホでリアルタイムで確認できるバスナビシステムによる利便性向上も図られるなど、ビエンチャン市内の交通渋滞緩和に効果をもたらすことが期待されています。

その後、ベトナム航空の飛行機でベトナムのハノイ空港に向かいました。

夜は、大使公邸で、梅田邦夫大使より、ベトナムの情勢や課題についてのお話を伺い、引き続き夕食会が開催されました。

特に、ベトナム側の悪徳な送り出し業者と日本側の悪徳受け入れ業者が日本に向かう技能実習生や留学生に多額の借金を負わせ、結果として、ベトナムの若者が夢を諦めたり、犯罪に走る例があることが大きな課題であることがわかりました。

こうした事態に対応するため、昨年11月には新たな技能実習法が施行されましたが、その実効性を高め、両国が連携しながら、悪質な業者を排除することが喫緊の課題であることを痛感しました。


(引原大使(写真左)から、説明を受けているところです。)


(凱旋門の近くで撮影したバイクを改造したタクシーです。)


(凱旋門の前で、大使を囲んで記念撮影しました。)


(凱旋門の天井には、見事な仏教画が描かれていました。)


(凱旋門の上からのビエンチャンの景色です。)


(ラオスの日本大使館に勤務する一等書記官の中島健太郎さんは、伊那市狐島のご出身とのこと。私の自宅のご近所です。)


(凱旋門の最上階まで階段で上がりました。)


(タートルアン仏塔の前での記念写真です。この仏塔の色は「僧」を象徴しているそうです。)


(Minna no cafeに到着した際には、八代英太先生や利用者の皆さんが迎えてくださり、河村委員長の花束を頂きました。)


(Minnna no cafe の前での記念写真です。)


(スライドや動画を見ながら、八代英太先生から、お話を伺いました。)


(聴覚障害者の皆さんとの記念写真です。)


(お別れに玄関前で皆さんと記念撮影をしました。)


(ハークケオ学園の玄関前には、歓迎の垂れ幕を掲げてくださっていました。)


(玄関では、小学生の皆さんが私たちを笑顔で迎えてくれました。)

(日本語の授業を教室の1番後ろで見学させて頂きました。)
(三人で分担しながら、流暢な日本語でラオスについての説明をして下さいました。)
(これは、西日本豪雨で被害にあった日本を応援するために作ったポスターを見せてくださっているところです。)
(首相府でのトンルン首相と河村委員長の懇談のようすです。)
(お二人の信頼関係の厚さを感じたひと時でした。)
(首相府の玄関ホールでの記念写真です。)
(日本大使公邸の庭の向こうに流れるメコン川をバックに、昼食会出席者の皆様と記念撮影をしました。)
(昼食会での河村建夫委員長からのご挨拶の様子です。)
(京都市から贈られた市バスには、「From Kyoto, Japan」のステッカーが貼られていました。)
(緑豊かなラオスを後に、ベトナムに向かいました。)
(ハノイのホテルから撮影した風景です。)
(日本大使公邸で、梅田邦夫大使からベトナムについての説明を伺っているところです。)
(夕食会終了後に、梅田大使と河村委員長を囲んで記念撮影をしました。)


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  • 宮下 一郎(みやした いちろう)
    昭和33年8月1日生まれ。妻、長女、長男との4人家族。
    趣味は手品(子どもの頃からの趣味でレパートリーは百数十種類に及ぶ)
    写真撮影 (家族写真、特に子どもの写真を多く撮影)
    映画鑑賞(高校時代には映画制作に熱中。黒澤明監督作品のファン)
    座右の銘は 「誠実」「着眼大局 着手小局 (Think globally, Act locally)」

  • 略 歴

    昭和58年東京大学経済学部卒 住友銀行入行
    平成3~8年大臣秘書官(防衛庁、環境庁、厚生省)
    平成15年衆院議員初当選
    平成19年財務大臣政務官
    平成24年自民党経済産業部会長
    平成26年財務副大臣
    平成28年衆議院財務金融委員長
    令和元年内閣府副大臣
    令和2年自民党農林部会長
    令和5年農林水産大臣
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