本日(10/22)は、自民党本部で行われた「磁気浮上式鉄道に関する特別委員会」に出席しました。
古谷圭司委員長のご挨拶の後、国土交通省鉄道局の関口次長より、交通政策審議会中央新幹線小委員会の審議状況について説明がありました。
中央新幹線小委員会は、3月3日の第1回からスタートし、10月20日まで9回にわたる審議を行っています。特に、第9回には費用対効果分析等の調査結果が示され、これがルート選定に大きな影響を与えるものだと報道されています。
説明の後の質疑の時間に、私は、主に以下の点について質しました。(→以下が回答)
1.ルートの方向性を出す前に、丁寧な手順を踏むべきではないか。特に環境面のルート比較がきちんとなされていないのは問題。ルート決定後の設計段階で環境評価をするのでは納得が得られない。
→(国交省)環境評価の位置づけについて、委員会の中で検討する予定。
2.駅の設置費用については、小委員会で多くの有識者や知事が主張されているように、地元負担は極力減らし、得られる便益の範囲内となるよう、資金計画を立てるべき。
→(国交省)中間駅の負担の在り方についても、委員会の中で検討する見込み。
3.建設費用が見込みを上回った場合には、どうなるのか。JR東海が負担し、それにより開業がおくれるようでは困る。
→(JR東海)建設費用については、最新の技術に基づき試算している。費用増加を招かぬよう、努力する。
4.既存の鉄道網の活用や機能アップ、道路網整備なども含め、リニアの開業が広域的な利便性向上につながるような地域交通網整備のサポートをするべき。
5.名古屋大阪間については、国が責任をもって、国費や民間資本を活用しながら早期開業を目指すべき。
→(国交省)名古屋大阪間については、東京名古屋間が2027年に開業した後、JR東海が主体となって建設することを想定しており、近畿圏までの開業は2045年を想定している。分析では2035年開業ケースも取り上げているが、そのための資金計画は存在しない。
以上がその概要です。このほか、費用便益分析については、費用や便益の詳細が不明であり、より明確な情報開示が必要であることを感じました。
今後、年内にも営業主体、建設主体、走行方式、ルートの方向性を示す中間とりまとめが出されることが予想されますが、引き続き、しっかりとした審議が行われるよう、チェックをしていきたいと思います。
(古谷圭司委員長からも、中間駅建設の負担の在り方についての検討が必要である旨の発言がありました。)
(資料に基づき説明をする鉄道局の関口次長)
その後伊那に戻り、夜には飯島町で開催された「秋の夜にマジックと新そばの夕べ」というイベントに、飯島マジッククラブの会員として出演しました。
このイベントは、飯島町の天ぷらと手打ちそばの専門店である「天七」さん(http://www.ten7.jp/)の企画により実現したものです。お客様は新そばやおすしなどの料理を楽しみ、その後約1時間にわたるマジックショーが行われました。
天七さんのおかみさんである伊藤美喜子さんも、飯島マジッククラブのメンバーであり、今日も素敵なマジックを披露されました。
私も、6人の出演者の一人として出演し、大変喜んで頂きました。
(今日は、シルクとお米を使った2つのマジックを披露しました。)
会の後、天七さんに移動して、打ち上げの会を行いました。
今日のごちそうは、天七さんの新そばに加え、飯島マジッククラブの宮澤大造会長が朝四時に山で採ってきた立派なマツタケをいれたすき焼きです。美味しい料理を楽しみながら、来年に向けて、それぞれ新たなマジックに挑戦しようと大いに盛り上がりました。
(お皿にのっているのが本日とれたての松茸です。大きいものは一本で510グラムもあったそうです。)