3月25日は、衆議院農林水産委員会で質問に立ち、食育合同会議、再審法改正の実現を求める院内会議、衆議院本会議、資産運用立国議員連盟総会、綜學勉強会に出席しました。


議事では、農林水産省より「令和6年度「食育白書」概要(案)」について説明を受け、出席議員による意見交換を行ないました。

本日は、「農林水産関係の基本施策に関する件」について、およそ3時間にわたり質疑が行われ、私は1番目の質疑者として自民党を代表し、「食料自給率の向上」や「地域計画策定」、「農業者の所得確保」、「農業構造転換集中対策期間の予算」などについて、江藤拓農林水産大臣、笹川博義農水副大臣および政府参考人に質問を行いました。


各党からの質疑後、「新たな食料・農業・農村基本計画に基づく施策の推進に関する件の決議」について趣旨説明と採決が行われ、起立総員で可決されました。
引き続いて、江藤農水大臣から「漁業災害補償法の一部を改正する法律案」の趣旨説明を聴取しました。
本日の衆議院農林水産委員会の様子は、衆議院インターネット審議中継のページからご覧いただけます。

午後0時30分前からは、日本弁護士連合会主催の「今国会で再審法改正の実現を求める院内会議」に「えん罪被害者のための再審法改正を早期に実現する議員連盟」のメンバーとして出席しました。写真は、稲田朋美先生がご挨拶されているところです。
再審法改正が早期に実現するよう、私も、引き続き応援してまいります。

午後1時からは、およそ2時間40分にわたり「衆議院本会議」が開催されました。
本日は、永年在職議員表彰、同意人事に続いて、「情報処理促進法」「特別会計法」について趣旨説明質疑が行われました。

午後4時からは、「資産運用立国議員連盟総会」に出席しました。冒頭、岸田文雄議連会長からご挨拶がありました。
議事では、内閣官房、年金積立金管理運用独立行政法人、国家公務員共済組合連合会、日本私立学校振興・共済事業団、地方公務員共済組合連合会、科学技術振興機構、筑波大学から、「アセットオーナー・プリンシプルの概要と受入れ状況」などについて、厚生労働省から「資産運用立国に向けた同省の取組」について、それぞれご説明をいただき、出席議員による意見交換を行ないました。

筑波大学大学執行役員CFOの野手弘一さんからお話を伺っているところです。野手さんは、私と住友銀行に同期入行した友人です。

午後6時からは、「綜學勉強会」に出席し、冒頭、世話人を代表して、講師の林英臣先生とご出席いただいた皆様にご挨拶を申し上げました。

本日は、林英臣先生から「幕末志士たちが愛読した『言志四録』の最終編・佐藤一斎が80歳で寄稿した『言志耋録』其の三」についての講義を頂きました。
林英臣先生のご講義を通じ、
「丁寧に相手を敬う『敬』の心を失うと、相手を使ってやろう、とか個人的利益を優先しようとする心が起こる」
「事を為すには、まず、義があるかどうか、筋が通っているかどうかを考えるべきである」
「原点を振り返ると『義』が見えてくる。歴史に照らしてどうか、そもそも何かを考えると有効な変化を起こすことが出来る」
「事業を処理する際には、まず、その終局を考えてから、その後に手を下すべきである」
「時間はつくるものである。先手準備の習慣をつけるとともに、物事に優先順位をつけ、低い場合は、やめるか人にまかせるべき」
など、多くのご示唆を頂くことが出来ました。
勉強会の後には、参加した皆様との懇親会が行われ、本日の講義の内容を振り返りながら充実した時間を過ごすことができました。